古本出張買取下草書店

家のスペースを有効活用!神戸で出来る、古本の賢い処分方法

2024/09/30

「本棚がいっぱいになったら、新しい本棚を買えばいいか」
「それでも入らなくなったら、押し入れに入れておこう」
……というふうに、どんどん家の中が本で溢れていってはいませんか?
家のスペースは無限にあるわけではありません。本が増えれば、増えた分だけ居住スペースを圧迫することになります。そして暮らしは、どんどん不便な状態に……。

だからこそ、適度なタイミングで片付け、処分・整理をしていくことが大切!
今回は、スペースを有効活用するための古本・古書の処分法や収納のアイデア、さらにはデジタル化のメリットについてご紹介したいと思います。

スペースを節約するための古本処分法

「古本や古書の処分は難しい……」とおっしゃる方が結構おられます。「その他の“物”であればサクッと捨てられるのに、本だとそうもいかなくて」という具合。
確かに、そういう面はありますよね。

要因のひとつとしては、本を手に取ると、その内容が情景として浮かびます。それが思い入れとなり、より身近に感じさせてしまうから。本の持つ「世界観」が、自分の生活にしっかりと根付いているということなのでしょう。
そしてもうひとつは、 “作品”であるから。本という文字の羅列した一冊ではありますが、その背景に作家さんが見えます。完成するまでの苦労や葛藤など社会背景を想像し、捨て辛くなってしまうという面もあるのでしょう。

とはいえ、「捨てられないからそのまま」というのも、考えもの。増えすぎたのであればやはり片付けが必要です。そして気になるのであれば、古本がイキイキとできる片付け方を見つければいいのです!

そのためにまずやって欲しいことは、基準づくり。
基準を先に作っておくことで、片付けの際はそれに従うだけでよく、分類が楽にできるようになります。気分的にもかなり楽になれる方法です。

基準はどう作る?

最初にやって欲しいことは、古本・古書を手放すラインを決めること。
一般的には、以下のような事柄がラインとなります。もちろん、人によってそのラインは様々。自分仕様に変化をさせながら、決めていきましょう。

  • いつか勉強しようと思っている学習系の本(問題集も含む
  • 一度読みかけたが、途中で止まってしまった本
  • あまりに古く、ボロボロと崩れてしまう本
  • 雑誌

上記全部をラインとしても良いですし、「古いからこそ価値がある!」と思う方は ③ は置いておこうというようなイメージ。いかがですか?決まりましたか?
ご自身の基準が決まれば、それに従い、お片付けをはじめましょう!

<ひとことメモ>
「長く持っておきたい大切な本。状態を保って保管したい」という方、ぜひ以下をお試しください!
グラシン紙を用意し、表紙よりも大きなサイズでカットして、包み込むように保護します。
その上で、太陽の光を避け、快適な室温と湿度で保管するよう心がければ、かなり状態良く保管することが可能ですよ。
尚、詳細な包み方は、本屋さんで本を買う際にブックカバーを付けてもらう時の方法を参考にしてみてくださいね。

基準を作った後は

基準に沿って分類が終わると、今度は「不要とされた古本をどうするか」について考えなくてはいけません。方法としては、以下の3つが考えられます。

  • 売却をする
  • 寄付をする
  • 処分する

売買すると、いくらかの現金を手にすることができます。
寄付をすれば、誰かを幸せにすることができます。
処分についても、単に燃やしてしまう可燃ごみではなく、資源ごみとして再利用をする方法を選べば、地球に優しい行動となります。
では、それぞれを詳しく見ていきましょう。

【売却】リサイクルショップや古本屋など

神戸には、量販店から小さな老舗のお店まで、多くの古本屋さんが揃います。
が、それだけではありません。
もうひとつ知って欲しいのが、弊社のような出張買取を行う古本屋さん!
どちらに依頼するかで、手間や買取価格、そして、買取不可だった場合の対応などは大きく変わってくるわけですが、手間をかけず、高価買取が叶い、買取不可の古本についても処分を行ってもらえる方法と言えば、下草書店!量販店とは異なり、弊社では専門的な知識を持つスタッフが査定を行うから、他店では値がつかなかった本にも値が付きます!その上、出張買取だから、ご依頼者様の手間を極力削減!
「下草書店にしてよかった」と言っていただけることが自慢です!

【寄付】お近くの施設から、ネットを活用した世界規模な寄付まで

売却にこだわらないのであれば、寄付という方法を選択してもいいでしょう。
神戸には、図書館や学校、施設などにおいて、古本の寄付を受け入れている箇所がございます。受入の可否や、種類、状態など、詳細を確認の上とはなりますが、寄付が叶えば、多くの子ども達や利用者様にとって大変嬉しいプレゼントとなります。少々手間はかかってしまうものの、とても有意義な活動になるでしょう。
ただ、手間をかけず、一気に寄付をしてしまう方法もあります!
それは、「寄付の輪」という方法。
寄付の輪は、寄付したい古本・古書を、ジャンルや状態、種類で仕分けることなく、全部丸ごとお送りいただくだけ。あとは全て寄付の輪スタッフにお任せで、換金され、その現金が支援先に届くという何とも簡単便利な寄付の方法です。
例えば、処分したい本が自分の物ではなく、依頼される場合がありますよね。その価値もジャンルも良く分からない、でも片付けなくちゃ……という時に、プロにお任せするという意味で寄付の輪をご活用いただくのもいいかと思います。
一人でも多くの方に、寄付の輪という手段を覚えておいていただけると嬉しいです。

【処分】資源ごみとして再利用

古本を一般のごみとして処分してしまうと、燃やされ、後に残るものはありません。
一方、資源ごみとして処分をすれば、もう一度紙の原料となり、姿を変えて新しい商品に生まれ変わることができます。
ごみとするか、資源とするか。捨て方に大きな違いは無いけれど、行く先は大きく違ってきます。ぜひ、燃やすのではなく、資源ごみとしての再利用を目指して欲しいと思います。

収納アイデアと実践例

さて、古本を減らすことができたら、次は「置いておく」と決めた残りの本をどう収納するかを考えましょう。本棚の数を増やすのではなく、限られたスペースをきちんと活用し、見栄え良く、使いやすい収納方法をいくつかお話したいと思います。

壁面のオシャレ収納

メインとなる本棚の他、壁面を活用した収納を併用することで、より多くの本を収納することができるようになります。
例えば、突っ張り式シェルフ。薄型のタイプを選ぶことで壁に沿い、圧迫感を感じさせない収納が叶います。また、フローティングシェルフも壁に直付けとなるため、存在感のない収納をすることができます。
突っ張り式シェルフやフローティングシェルフは本だけでなく、エアープランツや雑貨も一緒に飾り、本もまるでオブジェのように魅せることができる収納です。そしてオシャレなだけでなく、欲しい所に欲しい物を置けることから、より便利な生活にも繋がっていくというメリットもあるのです。

隠れた収納を見つけ出す

「本は本棚に」という既成概念を取っ払えば、家じゅうのあちこちに本を置くことができます。例えば、枕元に小さめのフローティングシェルフを設置し、数冊。トイレの棚に数冊。階段横にもフローティングシェルフを設置し、本だけでなく写真や絵も飾ってオシャレ空間に。あと、オススメのスペースとしては玄関横。靴箱辺りに数冊。
こうすることで、寝る前に読む本、出先に持って行く本などを、適材適所で配置することができます。実用的なのにオシャレに。そんな隠れた収納を見つけ出してみませんか。

デジタル化のメリットと方法

古本を処分するもう一つの方法として、デジタル化が挙げられます。デジタル化をすれば、本そのものを手放しても、内容は手元に残すことができます。電子データになれば保管場所が不要!さらに、検索機能を使えば、必要な箇所をすぐに見つけ出すことができ、とても便利。その上、バックアップを取っておけば物理的な本よりも紛失や劣化のリスクが軽減され、長期的かつ安全な保管が可能です。

スキャンについて

ただし、小説などの市販本については著作権の兼ね合いがあり、外注によるスキャンサービスを利用することができません。そのため、デジタル化を行うためには、ご自身でのスキャン作業が必須。ちょっと手間はかかってしまいます。とはいえ、専用のブックスキャナーを購入すれば、かなり効率のよいスキャンができるように。
初期費用はかかってしまいますが、スキャン後の利便性を考えると、ここはちょっと頑張ってでもやる価値はあると思います!

家族と共有する本の処分法

辞書や辞典、定期購入している雑誌など、本によっては自分だけの物ではなく、家族全員で共有して所有する本もあるかと思います。その場合、勝手に処分してしまってはいけませんよね。片付けの際には、きちんと確認をしながら、一緒に進めていくことが大切です。

共有スペースに本棚を設置

家族用の本はどこかにしまい込むのではなく、よく見える場所、家族の共有スペースに設置し、管理をするのがオススメです。そうすることで不要になるタイミングが分かりやすく、溜め込んでしまうことなく、スムーズに整理することができるようになるわけです。

共有の本を手放すタイミングとは

例えばお子さまの年齢によって、不要になるタイミングがやってくることがあります。
また、同種の新しい本を買ったことで、古い方が不要になることもあるでしょう。
もちろん、ただ単に古くなった、情報が不要になったといった理由もあり得ます。
あらかじめ、どんな基準で整理をしていくか決めておけば、スムーズな処分ができるようになるのでオススメですよ。

処分後の整理整頓術

古本を処分したら、スッキリ!気分がいいですよね。
だからこそ、「片付いたし、これで終わり!」と思ってはいけません。スッキリしたタイミングだからこそ、「この快適空間を維持するためにはどうすればいいか?」を考えて欲しいのです。
常に、清潔で快適な空間であるよう、整理整頓のクセをつけていきましょう。

分類して保管

先ほど、フローティングシェルフの活用について書きました。ドーンと大きな一連の本棚だけでなく、小さなフローティングシェルフを活用することにより、必然的に分類ができるようになります。本棚の中(1段目小説、2段目雑誌など)で分類するよりも、場所を変える方が一目瞭然。分かりやすいのです。

デザイン性のある本棚を使用

突っ張り式シェルフについて書きましたが、しっかりと天井まで届くような大型の本棚を設置すると収納量に優れるだけでなく、見た目も壮観で素晴らしく、絵になる本収納になります。また、突っ張り式だと地震などに強いというのも大きなメリット。
他にも、独創的なデザイン本棚を取り入れるなどディスプレイ方法にこだわれば、本棚が単なる収納スペースではなく、インテリアの一部として機能させることができますよ。

ラベリングや目録作成

本があまりにも大量になる場合にはラベリングを行い、データベース化しておくことをオススメします。例えるなら、図書館のイメージ。
最初は大変かもしれませんが、一旦データベース化をしてしまえば、後の管理はとても簡単になります。特に研究など学習材料として本をお使いの方にとっては、本が探しやすいと作業の効率化にも繋がるでしょう。また、データベース化されれば、ご家族やご友人にも管理の共有ができるため、業務上とても便利になります。本が多い場合には、こうしたシステム化がとても役立つのです。

まとめ

神戸で古本や古書を賢く処分するための方法は、多くあります。売却や寄付を上手に活用し、自分自身のため、そして多くの方の幸せのため、古本をきちんと再利用して欲しいと思います。
そしてその方法は、下草書店に揃っています!
下草書店で古本・古書を片付け、あいたスペースの整理整頓を行い、より良く快適な生活を手に入れましょう。整えられた住空間は、心地よく過ごせるだけでなく、自分のライフスタイルそのものを良い方向に変える力を持ちます。効率的かつ柔軟に本を管理し、生活の質向上を目指してくださいね。

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