なんと、もう10月。そろそろ2024年も終わりに近づいてきました。
この時期になると気になってくるのが、大掃除ですよね。押し入れに納戸、そして子ども部屋……、いろいろ片付けなくっちゃと思っている方も多いのではないでしょうか。
そんな方にもう一か所、ご提案。ぜひ、古本や古書の片付けも、やってしまいましょう!
今回は、手軽にできる古本の処分方法について、お話したいと思います。
いろいろある方法の中から、どう選べばいいのか。
コストを抑えつつ、時間を節約するためのコツとは?
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簡単に始められる古本処分法
古本の処分方法として考えられる“簡単な”方法は、以下の2つ。それぞれに特徴があり、向き・不向きがあります。私にはどの方法が向いているのか、考えながら読んでみて欲しいと思います。
リサイクルショップに持ち込む
古本の買取・販売を専門としたリサイクルショップの他、古本だけでなく、衣類や雑貨なども含めた買取を行っているリサイクルショップなど、街なかには様々なリサイクルショップが存在します。そのようなリサイクルショップにドサッと本を持ち込めば、その場で査定。すぐに現金化が叶います。
弱点としては、専門書や希少本を苦手とすることもあり、どこにどの本を持ち込むかは、ご自身で判断することが求められます。また、大量に売りたい本がある場合には、お車で持ち込むなど、搬送手段を考える必要もあるでしょう。
フリーマーケットを利用する
神戸では、各所で定期的にフリーマーケットが開催されています。そこに出店を申し込めば、ご自身のスペースに古本をズラリと並べ、対面にて直接、古本を販売することが可能です。この場合、やりとり等の交渉も楽しく、また同じ本を愛する人との新たな出会いといった側面もあり、単に「古本を片付ける」といった意味合いに留まらない“良さ”があるのが、フリーマーケットの特長です。片付ける工程そのものを楽しみたい方に、ぴったりの方法だと言えます。
弱点としては、近隣でフリーマーケットが開催されるタイミングを待たなければならないということ。いつ開かれるのか、情報のチェックも欠かせません。そして開催されても、人気のフリーマーケットでは出店が抽選となることもあり、ハズレてしまうと出店は叶いません。タイミングが合えばの方法となります。
コストを抑える処分方法
古本・古書を処分する際、できるだけコストをかけたくない、支出を抑えたいという方には、以下3つの方法があります。ただし、一つ目の自治体による方法はリユースとはならないので、最終手段とお考えいただけると嬉しいです。
自治体の資源回収を利用する
神戸市では古紙回収が行われており、古本や雑誌、教科書やノートなど、資源回収の一環として処分することができます。この方法は無料であり、コストのかからない方法となりますが、リユースではなく「紙」としてのリサイクルなので、価値のない本や大きく破損しているなどリユースが難しい本に限り、選択して欲しい方法だと言えます。
回収日や回収箇所についてはお住まいの地域によって変わるため、神戸市のホームページでご確認ください。
ネットオークションやフリマアプリを活用する
ネットオークションやフリマアプリを利用して売ると、コストを抑え、古本や古書を手放すことが可能です。利用するサービスによって販売手数料がかかってきますが、おおよそ1割までに抑えられているため、それほど利益を圧迫することはないでしょう。また、梱包資材も購入する必要はなく、水濡れ対策や折れ曲がらないよう段ボールなどの芯材を入れるなど工夫をすれば、家にある物を使ったリサイクル梱包で問題はありません。発送方法も、選び方で数十円変わってくることがありますから、お得な方法を選んで発送すれば、チリツモで利益率を高めることが可能です。
ただ、弱点もあります。それは、何十冊も一気に売ることは難しいこと。1冊ずつとなることも多く、それだけの手間は必然的にかかってしまいます。
図書館や学校への寄付
寄付をすると、売買益などは得られないものの、売買による手数料がかかることもないため、コストを抑え、古本を効率的に処分できることに繋がります。
例えば、地域の図書館や学校、児童館、医療機関など、古本や古書の寄付を受け入れている施設が神戸市には様々ありますので、あらかじめ連絡の上、持ち込むといいでしょう。
しかし、蔵書が多いなどの理由で、タイミングによっては受け入れが不可となることもあります。また、本のジャンルによる受け入れの難しさも出てきてしまいます。寄付は、あくまでも受入先の希望によるものなので、「寄付したかったけれど無理だった」というパターンが出てきてしまうことも理解しておかなければなりません。
ただ、「寄付の輪」という方法を使えば、ジャンルやタイミング問わず、お好きな時に、すべての本を寄付することが可能です!!
寄付の輪の仕組みは以下の通り。
① ご依頼者が、寄付したい本すべてを、寄付の輪に送ります。
② 寄付の輪が、あらゆるルートを駆使して本を売り、現金化します。
③ その現金を、ご依頼者様の希望に沿って、各種団体へ寄付します。
いかがですか。とても分かりやすいプロセスですよね!
そして嬉しいのが、発送の際、ジャンル分けなどせず、ドサッと送ってしまってOKだということ。仕分けやジャンル分けは、寄付の輪のスタッフにより行われるため、ご依頼者はとことんまで手間がかかりません!寄付の輪は、お忙しい方にとても優しい寄付の方法となっています。
寄付をすると、無償です。リサイクルショップやフリマアプリの利用とは異なり、現金を手にすることはできません。しかし寄付は、誰かの役に立つ有意義な方法です。一度、考えてみてはいかがでしょうか。
時間を節約するためのコツ
古本や古書の片付けや処分には、思いのほか時間がかかります。分量が多ければ尚さらで、効率よく作業を進めるためには、工夫が欠かせません。
どのような工夫をして挑めばいいのか、見ていきましょう。
事前の仕分け
手放したい古本を、ジャンルや状態、価値などでざっくりと仕分けしておくと、後の作業が楽になります。(「一括で、すべて寄付の輪へ!」という場合であれば不要です)
例えば、
・お子さま向けの本は学校関係へ寄付
・資料や辞書などは専門書を取り扱うリサイクルショップへ持ち込み
・人気の本はフリーマーケットで出品
・全巻揃いのマンガはフリマアプリに掲載
といったイメージ。
仕分けをしておけば、空き時間やタイミングに合わせ、お店に持ち込んだり、出品作業を行うなど、効率良く動けます。
自宅から連絡一本で完結!オンラインサービスを利用する
上記、事前仕分けについて書きましたが、「ちょっと面倒だな……」と思われた方へ、連絡一本で完結できる、オンラインサービスをご紹介したいと思います。
家に居ながらにして、不要な古本・古書をきれいに片付けることができる方法!
これは嬉しいですよね。
古本を片付ける手間も、仕分けをする面倒さも、全部不要なオンラインサービスについて、次の項で詳しくご案内していきたいと思います。
便利なオンラインサービスの紹介
神戸にお住まいの方へ、オススメしたい!
簡単で便利な古本・古書のオンライン処分サービス。
下草書店のご案内です!
申し込み方法
お電話・メール・LINEにて、ご連絡ください。
その際、お写真にて簡易のお見積りが可能です。
お引取りについて
査定専門のスタッフが伺い、古本・古書の回収を行います。
その際、市場価値に鑑みた正確な査定を行い、現金での買取をさせていただきます。
注意点
「こんなものが?」と思われるような古い本が、高額買取となる事例が多くございます。決して、「こんなに古いのは売れないだろう」「この本は破損(破れている・汚れている)しているから諦めよう」等とは思わないでください。
ダメ元で、すべての本を私どもに見せていただければと思います。
下草書店のメリット
・下草書店には買取専任のスタッフがおり、市場価格に合わせた正確な査定が可能です。
・専任スタッフによる査定だから、古本のジャンルを問いません。
・買取のために、古本や古書を整理整頓する必要はありません。
・ご希望の日時にご指定の場所まで伺います。古本をご自身で運ぶ必要はありません。
下草書店であれば、ご依頼者様は申し込むだけ。
発送などの手間もかからず、ご自宅に居ながらにして、大量の本を一気に片付けることができます!
だから、ご自身の物ではない価値の分からない本や、お引越しに伴う片付けなどにも対応が可能。
下草書店は、忙しい方にもオススメです。
効率的な処分スケジュールの立て方
様々な処分方法について書いてきました。
中でも、手間のかからない方法と言えるのが、「下草書店」と「寄付の輪」です。
このふたつであれば、正直、処分スケジュールを立てる必要がありません。
ただ、連絡をするだけ。というのも、ジャンルや状態を問わず、一括ですべてを受け入れてくれますから、何もしなくていいのです。
しかし、それ以外の方法の場合には、スケジュールは必須です。
では、「下草書店」と「寄付の輪」以外の方法をお選びいただいた際のスケジューリングについて、見ていきましょう。
古本の選別
処分したい古本を、「必要な本」と「不要な本」に分けましょう。
そして、不要な本をさらに、「売る本」「寄付する本」「廃棄する本」の3つに分けます。
「売る本」を優先的に
オークションサイトやフリマアプリの場合、「出品をしてもなかなか売れない」ということが少なくありません。どうしても売れない場合には、寄付や廃棄など、その他の方法も考えていく必要がでてきます。
まずは、時間がかかるかもしれない「売る本」を、優先的にスケジューリングしていきましょう。
「寄付する本」の受入先を探す
「寄付したい」と思っても、受入先がなければどうすることもできません。まずは、寄付の受入先を見つけ出すことが重要です。
神戸市内には、多くの学校や図書館があります。児童施設や医療機関なども視野に入れ、連絡し、受入条件の確認と共に、お手持ちの本に伝えましょう。
寄付先が決まれば、後は発送もしくは持ち込みとなります。先方のご都合に合わせて、手続きを行いましょう。
「廃棄する本」もタイミングを確認
廃棄するといっても、単に捨てるわけではありません。資源回収のスケジュールに合わせる必要がありますから、あらかじめ神戸市のホームページ等で回収日や回収場所を確認し、適切な日にまとめて出すよう計画を立てましょう。
まとめ
神戸で古本を手軽に処分する方法には、様々な選択肢があります。状況に合わせ、お好みの方法をお選びいただき、ご自身の大切な本たちの行く先を決めて欲しいと思います。
オススメしたいのは、下草書店と寄付の輪ではありますが、
手軽さを求めるのか、現金化したいのか、楽しさが伴っていて欲しいのか、社会貢献がしたいのか、優先事項は人それぞれ。無理なく無駄なく、情報を参考にスムーズな古本の片付け・処分を進めていきましょう。
不要な本を手放せば、より快適な生活空間が手に入りますよ。