生年 1960年12月23日
没年 -
日本の小説家・推理作家。京都府京都市出身。
妻も作家で、小野不由美。大学時代、研究会の同期。
大学4年生時に、江戸川乱歩賞に作品を応募。第1次選考に残る。
1986年、大学院在学中に『十角館の殺人』で作家デビュー。
1992年から専業作家となり、同年に『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞長編部門を受賞。
2018年、第22回日本ミステリー文学大賞受賞。
現在は、日本推理作家協会会員と、元本格ミステリ作家クラブ事務局長を担う。
作品例
『十角館の殺人』1987年
『水車館の殺人』1988年
『迷路館の殺人』1988年
『人形館の殺人』1989年
『時計館の殺人』1991年
『黒猫館の殺人』1992年
『暗黒館の殺人』2004年
『びっくり館の殺人』2006年
『奇面館の殺人』2012年
『双子館の殺人2023年
『緋色の囁き』1988年
『暗闇の囁き』1989年
『黄昏の囁き』1993年
『殺人方程式 切断された死体の問題』1989年
『鳴風荘事件 殺人方程式II』1995年
『殺人鬼』1990年
『殺人鬼II 逆襲篇』1993年
『深泥丘奇談』2008年
『深泥丘奇談・続』2011年
『深泥丘奇談・続々』2016年
『Another』2009年
『Another エピソードS』2013年
『Another 2001』2020年
ひとこと
綾辻行人は、ミステリーやホラーを専門とする小説家です。トリックや謎解きに重きを置いた本格ミステリー作品が多く、魅了されるファンが多くおられます。
中でも名高いのは『十番館の殺人』で、これは結末がミステリー史上最大級ともいわれるほど衝撃的なものであるのがポイント。どんでん返し、密室が好きという方に強くオススメしたい作家です。
作品の面白さは、緻密に創りあげられた世界観にあると言えるでしょう。設定が秀逸で、伏線の構造も唸るほど。ゴシックやホラーが織り込まれているのも独創的。怖さの中には霊的なものだけでなく、人の怖さも描かれます。
先入観や思い込みを打ち崩してくれる、そんな作品に出会いたいなら、綾辻行人を置いて他にはないかもしれません。
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