生年 1971年
没年 -
僧侶、作家。東京生まれ。
27歳で出家し、2001年に新潟県長岡市にてペット霊園ソウルメイトを設立。
ペットのお坊さんとして葬儀・火葬・供養・パラカウンセリングを行う。
また、人のお坊さんとして曹洞宗長福寺の檀務も行う。
ペットロスをテーマとした人と動物との絆についての講演や、執筆活動を続けている。
出家前には、ペット用品販売や広告代理店勤務をしていた。
作品例
「ありがとう。また逢えるよね。 ペットロス 心の相談室」 2008年
「老いゆくペットと幸せに暮らすための40の心得」 2013年
ひとこと
ペットを失ったことがあります。なぜか、強く「自分はペットロスにはならない」って思いこんでいたけれど、実際は本当に辛くて、ペットロスにはまって抜け出せなくて、とんでもなく辛い日々を過ごしました。ふとした瞬間に泣いてしまう。「ペットが亡くなっただけでそんなに?」って言う人もいて、余計に辛い。
そんな、空っぽのままの心を抱えていた時に出会ったのが、横田晴正さんの「ありがとう。また逢えるよね。」でした。もう、タイトルだけで泣きそう……。
でもね、本の内容は意外にも慰めではなく、ただ、そっと隣にいてくれるような優しさにあふれたもので、そのどれもが、僧侶であり、ペット葬儀にも携わってきたからこその言葉だと感じました。
「死んだあと、あの子はどうなったんだろう」
「私の気持ち、分かってくれてたかな」
「もっとしてあげられたことがあったのかも」
愛するペットを亡くすと、いろんな気持ちが堂々めぐりしてしまうものだけど、そんな時に「大丈夫」と、そっと肩に手を置いてくれる。そんな本です。
読み終わった時は涙がポロポロこぼれてて、でも少しだけ呼吸が深くなって楽になれた気がしました。まだ寂しいけど、この悲しみと一緒にずっと生きていこう。そう思えて、やっと自分で自分を許すことができました。
読む処方箋のような横田晴正の本だからこそ、読み終わったら次の人へ繋げて欲しいと強く思います。きっと今もどこかに、辛い思いをしている人がいるはずだから。
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