明石市にお住いのU様より、大量の小説お買取りについてご相談がありました。

■お客様のお悩み

今回ご相談いただいたU様、若いころから小説が大好きで、お気に入りの小説を次々に買っては読み、本棚に並べ……と過ごされていたそうです。
しかし、暮らしの変化もあり、最近は読む本のジャンルが変わってきたのだとか。
実用書やエッセイを手に取ることが増えて、昔の小説はもうほとんど読まなくなってしまったとのこと。
本棚からあふれた本が大量となり、「場所を取っているし、家族の冷たい視線も気になり……」とのお悩みを抱えてのご相談でした。

■スタッフの提案

本棚からあふれた本の写真をLINEでお送りいただいたのですが、ズラリと並び、とてもキレイ！
几帳面さが伺える様子に、きっと本を大切に、そして愛しんでこられたのだと感じました。
暗所に置かれていたこともあり、ヤケなどなく、表紙に折れや曲がりもほぼなく、大変いい状態です。
古い小説の中には絶版となるものもあり、手に入れたくてもなかなか見つからず、必死に探している方も。
そこで、
・大変キレイな状態で、冊数もたっぷりとあり、ぜひお買取したい。
・探されている方へ、お繋ぎしていきたい。
旨を、ご案内させていただきました。

＜古本豆知識＞

本を購入しようにも「出版社品切れ」と言われ、買えないことがあります。
これは「絶版」とは異なり、世の中の流れや何かのきっかけで再販の可能性は残っていることを指します。
しかし「絶版」となると話は別で、「今後一切重版はされない」という意味になります。
絶版が決まれば、出版社は在庫を裁断処分。書店に残る在庫の返品も受け付けません。
つまり、運よくどこかの書店に残っていれば購入できますが、それが無くなればもう入手はできない。
これが「絶版」なのです。

古本とは、「絶版本を手に入れるチャンスを残す」という意味も持ちます。
だからこそ廃棄処分とするのではなく、ぜひ残す・繋ぐ選択をして頂きたいのです！

■対応内容

実際の査定では、一冊ずつ状態を確認しながら、丁寧に進めました。
中には読み込んだ跡の残る本もありましたが、それも「大切に読まれてきた証！」としてしっかり評価。
下草書店では、このような理由で買取不可になることはありません。

シリーズ物や人気作も多く揃っており、3500円の買取価格をご提示。
喜んでいただくことができました。

装丁の美しさで言えばやはり単行本ですが、読みやすく、持ち運びのしやすい文庫本も需要がしっかりとあります。手放すことをご検討中の方は、「単行本ではないんだけど……」などと気にすることなく、下草書店へぜひお問い合わせ下さいね。

■お客様のお声

「こんなに丁寧に査定をしていただけるとは思っていませんでした。
　正直なところ、お値段よりも“次の方に読んでもらえる”ことが嬉しいのです。
　お部屋もすっきりしたので、また新しい本を迎えられます！」
と、晴れやかな笑顔を見せてくださいました。

■スタッフのひとこと

小説は、その時々の気持ちやライフスタイルに寄り添ってくれる存在です。
そのため時にはガラリと趣味や趣向が変わり、手放すことを考えるもの。
そんな時は、ぜひその本たちを、下草書店へと送り出してください！
そうすることで、また、新しい本との出会いがやってくることでしょう。
そして新たな本が、Ｕ様の日々をさらに豊かにしてくれることと思います。

その本、本当は価値があるかも？
捨てる前に、まずはLINEで無料査定！
本棚に並んだ背表紙をスマホで撮って送るだけ。
タイトルの入力も、本を1冊ずつ出す必要もありません。
査定額に納得できなければ、もちろんキャンセルOK。
気になる本があれば、まずはお気軽にお試しください。

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