古本出張買取下草書店

華道の古い教本10冊、旧嵯峨御所の各巻を買い取りました

参考価格 1,300円

買取ジャンル学術書・教育書
買取方法持込買取

スタッフからコメント

加東市にお住まいのK様より、「水濡れなどあり、あまり状態はよくないのですが…」と華道の古い教本が持ち込まれました。
状態は良くなくても、大切なお品です。丁寧な査定を行いました。

■お客様のお悩み

K様は、教本の持ち主だったおばあ様のお孫さんにあたります。遺品整理をしている際に、この本を手にしたのだとか。
故人様は華道を長年嗜まれており、教本が何冊も本棚に遺されていたそうです。
ただ、古いお品で水濡れによるシミも多く、状態は決して良いとは言えません。
「大切な本だから捨てるのは忍びない。でも、もう使う人もいないし…」と悩まれ、下草書店に立ち寄って下さったのだと知りました。

■スタッフの提案

K様の想い、痛いほどわかります。そこで、「状態がよくなくても、価値を見出せる部分があるかもしれません」とお伝えしました。
事実、華道の教本は専門性が高く、学びたい方にとっては貴重な資料になる場合があります。古いからこその価値もあるのです。
そこで、捨てるのではなく、次に必要とされる方へ橋渡しできる可能性をご説明し、「お気持ちの整理をする意味も込め、ぜひお手伝いをさせてください」と、お買い取りのご提案をいたしました。

<古本豆知識>

華道と生け花、似たようなイメージがありますが、実は異なります。

華道は、花を生ける際の背後をイメージし、修行という側面を持ちます。
哲学や技術、精神的鍛練などを伴うものとなります。

一方、生け花は「花を生ける」行為そのものであり、日常生活に彩りを添えるもの。
自由で、大胆で、形式にとらわれないスタイルもOKなのです。

■対応内容

10冊の教本を、一点一点、丁寧に確認をさせていただきました。
確かにシミや傷みは目立ちましたが、図版や解説も多く、また年代物ならではの価値があると判断し、10冊で1,300円という査定額をご提示いたしました。

「この本を探している方は必ずいます」とお声がけをしながらの査定を行い、少しでも悲しみを払拭し、前を向いていただけるよう心がけました。

■お客様のお声

「思っていたよりもしっかりと見てくださって安心しました。古くてシミのある本に値段をつけてもらえるとは思っていなかったので、正直、驚きました。実は、ダメもとで持ち込んだんです。祖母の本を大切に扱っていただき、ありがとうございました」と仰っていただき、大変嬉しく感じました。

■スタッフのひとこと

遺品整理は、気持ちを整理するための行為でもあります。だからこそ、決して良いとは言えない状態でしたが、お値段をお付けできるよう精一杯の査定をさせていただきました。

故人様の物に込められた想いや学びは、決して色あせません。
今回お預かりした教本も、きっと役立てられる日が来ると思います。

遺品整理のお手伝いができたことを、嬉しく感じます。

その本、本当は価値があるかも?
捨てる前に、まずはLINEで無料査定!
本棚に並んだ背表紙をスマホで撮って送るだけ。
タイトルの入力も、本を1冊ずつ出す必要もありません。
査定額に納得できなければ、もちろんキャンセルOK。
気になる本があれば、まずはお気軽にお試しください。

LINEで無料査定をする ↓↓↓