古本出張買取下草書店

【趣味の本】将棋マガジン10冊(日本将棋連盟)を買い取りました

参考価格 10,000円

買取ジャンル趣味の本・実用書
買取方法持込買取

スタッフからコメント

神戸市のL様より、1994~1995年の将棋マガジン10冊が持ち込まれました。熱心な将棋ファンだったお父様のコレクションなんだそうです。

 

■お客様のお悩み

L様がご来店時に手に抱えておられたのは、1994〜1995年の「将棋マガジン」10冊。折れやヤブレなどなく、スレも少なく、年数を考えると驚くほど状態が良いお品です。最近、ご実家の整理を進める中で出てきたものなんだとか。

収集していたのは、L様のお父様。「父が熱心な将棋ファンで、羽生さんが名人になった頃の雑誌を全部とってあったんです」とのこと。の、「捨てるには惜しいけれど、自分では読むかなぁ…と思って、持ってきました」と話されます。

私よりも、必要な人の手に渡った方がいいのでは?と考えたのだそうです。

 

■スタッフの提案

雑誌を拝見するとどれもキレイで、どれほど大切に保管されてきたかが伝わります。
1994〜1995年と言えば、羽生善治さんが名人位を獲得した激動の将棋界の真っ只中。将棋ファンにとっては「歴史が動いた瞬間」だったことでしょう。パラパラとめくると、その時の興奮が詰まった内容となっていました。

将棋マガジンには、当時の棋譜・写真・棋士インタビューが色濃く掲載されます。つまり、「見たい!」と願うファンも多くおられ、自ずと資料的価値が高くなります。そのうえ、今回お持ち込みいただいた10冊は、どれもページの開きがよく、破れ・汚れがありません。
素晴らしい状態であることをお伝えいたしました。

<古本豆知識>

将棋マガジン(日本将棋連盟刊)は、2000年代前半に休刊してしまった「資料価値の高い専門誌」です。とくに90年代前半〜中盤は、羽生善治さんが次々とタイトルを獲得した“羽生フィーバー期”。
1994年には米長邦雄名人を破って名人位を獲得、1995年には永世棋王につながる棋王戦を制覇。まさに、「歴史が大きく動いた時期」が誌面に詰まっています。

今読むからこそ得られる「当時の空気」が感じられますし、専門誌は発行部数が少なく、年代が古くて状態の良いものは評価がされやすいという特徴もあります。

 

■対応内容

状態を細かく確認し、ページ折れ・ヤケ・濡れ跡など、古雑誌で起きがちな劣化をしっかりとチェックしました。すると、今回の10冊は驚くほど保存状態が良く、「希少性+内容の濃さ+保存状態」の三拍子がそろったお品であることが分かりました。
そのため、一般的な相場よりも高めに査定し、買取額は10冊で 10,000円といたしました。

L様にも査定理由を丁寧にご説明し、「1994〜1995年の将棋界の資料として今後も価値があります」とお伝えしたところ、とてもお喜びいただけました。

 

■お客様のお声

「こんなに丁寧に説明してもらえるとは思っていませんでした。父が本当に大切にしていた雑誌なので、しっかり価値を見てもらえて嬉しいです。まさか10冊で1万円になるなんて思っていなかったので、びっくりですね。
正直なところ、手放すのは少し寂しい気がしますが、将棋好きな方の喜びに繋がるのであれば、その方が父も喜んでくれるだろうなと感じます」と、嬉しいお言葉をいただきました。

 

■スタッフのひとこと

今回お持ち込みいただいた将棋マガジンのキレイさは、ひとえにお父様情熱によるものでしょう。装丁がしっかりした小説や全集とは異なり、劣化しやすい雑誌であるにも関わらず、ここまで綺麗なまま残るのは本当に珍しいこと。きっと、次の持ち主にも喜んでもらえることと思います。

L様、素敵なご依頼をありがとうございました。
また何かございましたら、どうぞ気軽にお越しください。

 

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