ご近所にお住まいのA様が、ふらりと下草書店に立ち寄られました。手には雑誌を8冊。お買い取りご希望とのことで、査定を行いました。
■お客様のお悩み
実はA様、以前に別のご依頼でご自宅へ伺ったことがあるお客様。その時も大量の本をお任せいただいたのですが、その際、「また出てきたらお願いするわ」と言ってくださっていたんです。
そこで今回は、そのお約束を覚えていてくださっていて、押し入れの奥から見つけたという1960年代の雑誌「電波科学」を8冊、お持ち込みいただきました。「なかなか古いんやけどな」と、さすがに買取不可かもしれない…と不安を持ってのお持ち込みだったようです。
■スタッフの提案
雑誌を拝見すると、60年以上前のものにもかかわらず、ページの欠落などなくかなり良好な状態であることが分かりました。そこで、現在のコレクター需要を丁寧にお伝えしながら、価値をしっかり見させていただきました。
また、ご自宅の整理を進められているとのことだったので、紙ものの保管方法や、まとめてお持ちいただくと査定しやすい点などもアドバイスすると、大変お喜びいただきました。
<古本豆知識>
「電波科学」は、戦後の電子工作ブームを支えた専門誌。1960年代の号には、今では失われつつある技術資料や回路図、当時のラジオ少年たちを熱くさせた実験記事がぎっしり詰まっています。半世紀以上前の雑誌ですが、マニアの間では“資料価値が非常に高い雑誌”として知られているもの。今回、A様がお持ち込みいただいたような“破れやシミが少ないもの”の価値は高く、かなり貴重な部類に入ります。
■対応内容
お持ち込みいただいた1960年代「電波科学」8冊を丁寧に査定。
内容の充実度と状態の良さから、合計10,000円で買い取らせていただきました。
年代を考えると非常に良いコンディションです。
コレクターの方が特に重視するページの完全性も保たれていました。
A様も、手放す前にと、もう一度懐かしそうにページをめくっておられました。思い出を手放すA様に、ご納得いただける価格で買い取れたこと、私たちも嬉しく思います。
■お客様のお声
「押し入れに眠っていた古い雑誌なんて、どこまでの値段がつくんだろう…と不安に思っていました。でもまあ近所だし、と、持ってきたんです。すると、まさかの高値でびっくり。ちゃんと丁寧に見てもらえて嬉しく感じました。手放すとなると急に寂しく感じますが、必要な人のところへ行くって思うと、気持ちも軽くなるもんですね。これからも、整理したらまた持ってきたいと思います」と、A様より嬉しいお言葉をいただきました。
■スタッフのひとこと
A様は、とても気さくに話しかけてくださるお客様です。今回のお持ち込みも、友だちが遊びに来たような、温かいひとときとなりました。
1960年代の「電波科学」は、今見てもワクワクする内容が多く、査定していてこちらも楽しくなるほど。大事に保管されていたことが伝わってきて、「次の持ち主にもきっと喜ばれると思います」とA様にお伝えすると、大変喜んでいただきました。
またいつでもお立ち寄りくださいね。お待ちしています。
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