淡路市在住のL様より、柳生兵庫助 全8巻をお買い取りいたしました。
「本棚を少しスッキリさせたくて…」とお電話をいただいたのが、今回のご縁のはじまりでした。
■お客様のお悩み
「仕事の都合で読書の時間が減り、手元に置いたままになっている本を見直すことにしました」とお話しされるL様。『柳生兵庫助 全8巻』は、学生時代から大切にしてきた思い入れの深い本なのだと言います。捨てることはできないけれど、きちんと扱ってくれるところへ譲るのであればいいのかもしれないと思い立ち、下草書店にご連絡をいただきました。
「装丁がしっかりしていて見た目も美しいため、きっと欲しいと言う方が多くおられると思います」とお話しすると、大変お喜びいただきました。
■スタッフの提案
お電話をいただいた際、LINEでの写真送信をお願いしました。すると、届いた写真は古い本だとは思えないほど美しく、保管環境が適切であったことが伺えました。お話しによると、カバーを付けた状態で本棚に保管されており、日焼けを避けてこられたのだとか。そこまで大切に持ち続けてこられた本です。しっかりと、価値のわかる方へ橋渡しをしていくことをお約束いたしました。
<古本豆知識>
『柳生兵庫助』は、柳生新陰流の実在する人物・柳生宗冬をモデルにしたとされる物語。剣豪ものながら、ストイックさだけにフューチャーするのではなく、成長や葛藤を描く青春小説的な一面があり、大きな魅力となっています。
フィクションとしての脚色はありつつも、史実に基づいた背景や、柳生家の「活人剣」の精神が物語に深みを与えており、名作としてコレクター人気の高い作品です。
■対応内容
査定の結果、外観・本文の状態ともに申し分ない美品でした。ページの折れ・書き込み・シミなども見当たらず、8巻すべてが均一にきれいな状態。しかも装丁の美しさがしっかり保たれていたため、次の読者の方にそのまま気持ちよくお渡しできるレベルだと判断をいたしました。
こうした点を踏まえ、全8巻セットで3,000円という査定額をご提示。
L様にも「大切にしてきてよかった」とお喜びいただけました。
本の魅力をきちんと評価してもらえる方の元へ、届けて参りたいと思います。
■お客様のお声
「とても丁寧に見ていただき、ありがたいかぎり!正直、古本屋さんってサッと見て値段をつけるイメージがあったんですが、状態を細かく見ていただき、“とても大事にされたんですね”と言ってくださって、本にも私の気持ちにも、寄り添ってもらえた気がしました。
学生のころに夢中で読んだシリーズなので、価値をわかってくれる方に渡るかと思うと安心ですし、嬉しく思います。お願いしてよかった!
また本棚を整理するときは相談させていただきたいと思います」と、言っていただきました。
■スタッフのひとこと
『柳生兵庫助』を手に取った時に感じたのは、「本が喜んでいる」という感覚。それほどまでに、大切に保管されてきたことが分かる本でした。
そのような思い入れのある本を、数ある古本買取の中から下草書店を選び、任せていただけたことが嬉しく、背筋が伸びる思いです。
L様の「誰かに読んでもらいたい」という願いは、しっかりと次の読者の方に届けて参ります。
本のご縁をつなぐお手伝いができたことに、心から感謝しております。またいつでもお気軽にご相談くださいね。
その本、本当は価値があるかも?
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本棚に並んだ背表紙をスマホで撮って送るだけ。
タイトルの入力も、本を1冊ずつ出す必要もありません。
査定額に納得できなければ、もちろんキャンセルOK。
気になる本があれば、まずはお気軽にお試しください。
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