伊丹市のF様がご来店くださり、囲碁ドリル8冊をお持ち込みくださいました。こちらの本で、かなり上達されたのだそうです。もう必要ないから、誰か必要とされる方へ…とのことです。
■お客様のお悩み
働き盛りのF様。お仕事がかなり忙しいのだそうですが、それでも大好きな囲碁は、お仕事の合間をみて楽しまれているのだそうです。そんなF様を大きく上達させたというのが、この囲碁ドリル8冊。ページの端が少し丸まっているなど、努力の跡がにじみます。でもそれは、“汚れや傷み”などではなく、“積み重ねた練習の跡”。「このドリルを片手に、囲碁に多くの時間を割いていた頃が懐かしいですね」と話されるF様はとてもにこやかで、どれほど囲碁が好きなのかがひしひしと伝わります。大切にしていたものだからこそ、誰かにまた使ってほしいというのが、今回のご依頼の動機でした。
■スタッフの提案
ドリルなど学習書の類のものは、“使い込まれてこそ”という傾向があります。そのため、多少の使用感で価値がなくなるわけではありません。また、今回のように「実際に使われていたもの」である方が、新品同様であるよりも実用性がわかりやすいと言えます。特にF様のドリルについては、使用感はあれど、決して破れや汚れのある状態ではなく、次に使われる方にとっても勉強しやすいものであると判断できました。
このことをお伝えすると、安心されたご様子のF様。
思い出の品を手放すという葛藤に寄り添うことこそ、大切なことだと思っています。
<古本豆知識>
囲碁は、“読む力がすべて”と言われるほど、局面を先読みする思考が重要です。囲碁ドリルは、その力を鍛えるための定番教材。何度も繰り返し解くことにより、「形のパターン」や「筋の感覚」が自然と身につく作りになっています。また、出版年代が古くても基本原理は変わらないため、中古でも需要が高いのが特徴。再利用価値の高いジャンルとして知られています。
■対応内容
8冊とも全体的に使用感のあるドリルでしたが、ページの状態は良好で、学習書としての価値はしっかり残っていると判断。2000円で、買い取らせていただきました。
「古いものなので…」とF様は心配されていましたが、ご提示価格を見て、「そんなに評価してもらえるんですね!」と、驚きながらもとても喜んでいただけました。
次に使う方にもきっと良い教材になると思える、そんな買い取りでした。
■お客様のお声
「結構しっかりと使い込んだドリルなので、こんなふうに評価されるとは思っていませんでした。もう使わないものだとは言え、手放すとなると、昔、必死で勉強したことを思い出してしまい、少し寂しさも感じてしまいます。とはいえ、このドリルがまた誰かの役に立つなら嬉しいものですね。
丁寧に見てくださって安心しました。また何かあればお願いします」と、晴れやかな表情でお話しくださいました。
■スタッフのひとこと
F様のドリルを手に取ると、“努力の積み重ね”が伝わってくるとても素敵な教材だと感じました。大切に扱われていた本を見ると、こちらまで嬉しくなるんですよね。
囲碁の本はお持ち込みがあまりありません。そのため、状態の良いドリルは貴重な品となります。今回のドリルも、次の方にきっとお喜びいただけるでしょう。そして、技術の向上に役立っていくと思います。
囲碁の本をお持ちの方、ぜひお気軽にご相談ください。
F様、素敵なお品をありがとうございました。
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