古本出張買取下草書店

【昔話】地方のお土産本・小型・和装本(山口青旭堂など)を買い取りました

参考価格 1,500円

買取ジャンル学術書・教育書
買取方法持込買取

スタッフからコメント

伊丹市のL様より、地方の昔話を集めた和装本を14冊、お持ち込みいただきました。どれも昭和に発行されたもの。旅行先のお土産として少しずつ集められてきたそうです。

 

■お客様のお悩み

旅行が趣味だったL様。いろいろな地に行くたびに、買い集められたのだそうです。
糸で綴じられた和装本で、昭和の雰囲気ただよう素敵な本。旅行の思い出もあいまって、きっと手放し辛いのだと思われますが、引っ越しを機に本棚の整理をしたいのだそうです。
「捨てるには忍びないけれど、今後読む機会もないと思うので」と、捨てる以外の選択肢として、下草書店をお選びいただきました。

表紙や紙の色味に時代を感じつつも、全体的にきれいで、角にわずかな折れがある程度。手に取ると、どこか懐かしく、温かみを感じる本だと思いました。

 

■スタッフの提案

拝見した瞬間、「雰囲気のある素敵な本ですね」と思わず声が出ました。
L様には、現在は発行されていない本も多く含まれていること、その場合、観光地向けであり、現存数も少ないことなどをご説明いたしました。
また、和装本仕様の糸綴じである点は、大量生産の本にはない魅力で、コレクターや郷土史好きの方に好まれます。折れなど多少の経年劣化についても、それほどひどい状態でない限りは、愛され、読まれてきた証として受け止める方も多いものだということをお話ししました。

<古本豆知識>

地方昔話には、その土地ごとの伝承や言い回しが色濃く残っており、学術書とは違う、“生きた民話資料”として評価されることがあります。
また、今回の本は和装本仕様であり、糸綴じという雰囲気の良さもあり、その手間ひまについても価値があると判断されます。

今回の本は、観光地で、少部数販売されることが多く、完売後に再版されないケースも多くございます。そのため、まとめてお売りいただけることに希少価値が生まれると言えます。

 

■対応内容

昭和発行であること、絶版本も多く含まれること、14冊まとまっていること、そして全体的に状態が良好であることを評価し、1,500円でのお買い取りを行いました。希少ではあるのですが、需要がさほど多くあるジャンルではないため、このような査定となってしまいます。その旨、L様にお伝えをすると、「内容と雰囲気をきちんと見ていただいた上での価格なので、不満はぜんぜん無いですよ!」と、おっしゃっていただきました!

 

■お客様のお声

「旅行のたびに少しずつ買い足していった本なので、正直なところ、まとめて全部を手放してしまうのは少し寂しかったんです。でも、持っていても読まない本を、ずっとそのままにしておくのもどうなのかなと考えるようになり、下草書店にお願いすることにしました。
昔話や和装本としての価値を説明してもらえたので、次に大切にしてくれる人に託したいと思います!持ってきてよかったです」とのお言葉をいただきました。

 

■スタッフのひとこと

今回のお買い取りでは、その土地を訪れたのだという“旅の記憶”ごと、一緒に綴じられているような本だと感じました。和装本ならではの紙の質感や糸綴じから、日本の伝統までも感じ取ることができます。このような、古き良き本との出会いがあるのも、古本買取の魅力なんですよね。

きっと、また別の誰かの手で、読み継がれていくのでしょう。
L様、大切な本をお任せいただき、ありがとうございました。

 

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