淡路市のC様より、塩野七生『ローマ人の物語』全43冊とガイドブックが持ち込まれました。全巻がそろっていることに加え、理解を深めるためのガイドブックまで残されていた点が、大きな評価のポイントとなりました。
■お客様のお悩み
C様は、長い時をかけて『ローマ人の物語』を読み進めてこられたそうです。仕事や日常の合間に少しずつ読み、全43冊を読み終えたときには「ひとつの国の栄枯盛衰を共に歩き切ったような感覚があった」とお話しくださいました。ガイドブックも活用し、人物関係や時代背景を確認しながら丁寧に読み込んでいったのだそうです。
今回のお持ち込みには切迫した事情があるのではなく、「もう一度最初から読み返す可能性は低い」ことと、「また別の分野の本を読み進めたい」ということで、役割を終えた本をまとめて整理しようと考え、当店へお持ち込みくださったとのことでした。
■スタッフの提案
まずは、内容と状態の確認です。全43冊がそろっていることと、途中巻の欠けがないことに加え、ガイドブックが付属している点は、読み手・探し手の双方にとって価値が高い要素だと感じました。
新潮文庫版は流通量が多いシリーズですが、『ローマ人の物語』は巻数が多く、実は途中で手放されてしまうことが少なくありません。だからこそ、最後までそろっていることと、大きな傷みがないことは評価ポイントとなります。その旨、C様にご説明を行いました。
<古本豆知識>
『ローマ人の物語』は、塩野七生による全43冊に及ぶ大作で、古代ローマの建国から滅亡までを一貫して描いた歴史書です。学術書とは異なり、人物や出来事を物語として描くことで、専門知識がなくても読み進めやすい点が特徴となっています。
また、ガイドブックがあることで、巻ごとの要点整理や人物相関の理解に役立ち、途中から読み返す際にもとても便利。今回の評価ポイントとなりました。
■対応内容
『ローマ人の物語』全43冊、それにガイドブック1冊も付いていることを評価。書き込みや破れがなく、きれいな状態であったことから、流通量や現在の相場を踏まえ、4500円の買い取り価格をご提示。C様にもご納得いただけました。
この買取価格を元手に、また新しい本の購入を検討中とのことです。
■お客様のお声
「とても面白く、読み進められた本でした。“ローマは一日にして成らず”という言葉がありますが、その本当の意味を知ることができたという感じです。とはいえ、ずっと手元に置いておくか…というと、私はそういうタイプではなく。どんどん新しい本を手に入れていきたい質なので、手放すことにしました。
下草書店さんには、ガイドブックまで含めて評価していただけた点がうれしかったですね。そこが、このセットのポイントだと、私自身思っていましたから」とのお言葉をいただきました。
■スタッフのひとこと
全43冊という長編を読み終え、ローマへの長い旅を終えたC様。きっと時間をかけて味わい、景色や人物を思い浮かべながら進んできた旅だったのだと思います。読み切ったからこそ得られる満足感があり、そのうえで本棚を次の段階へ進める判断をされたことが印象的でした。
今回お預かりした本たちが、次の読者を再びローマへの旅に誘うことを願っています。
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