誕生 1965年5月8日
没年 2018年8月15日
日本の漫画家、エッセイスト、作詞家、脚本家。愛称は「ももちゃん」。
また、自身の少女時代をモデルとした代表作のコミック『ちびまる子ちゃん』の主人公の名前でもある。
静岡県清水市(現・静岡市清水区)の旧入江町地域出身。二男の母。
作品例
<漫画>
『ちびまる子ちゃん』1986年 - 2014年〈1巻 - 17巻〉
『ちびまる子ちゃん 大野君と杉山君』1990年
『ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌』1992年
『4コマちびまる子ちゃん』2007年 - 2011年
『ちびまる子ちゃん キミを忘れないよ』2015年
『ちびしかくちゃん』2016年 - 2018年〈全2巻〉
『ちびまる子ちゃん』(18巻以降)2019年 -
『神のちから』1989年 - 1992年
『神のちからっ子新聞』2004年 - 2008年
『ももこのドンドコ中学生音頭』1989年 - 終了時期不明〈未単行本化〉
『永沢君』1993年 - 1995年〈全1巻〉
『てんこ盛り!!永沢君』1996年 - 1997年〈全1巻〉
『コジコジ』1994年 - 2013年〈未完〉
『スーパー0くん』2001年 - 2002年〈全1巻〉
『ひとりずもう』(エッセイを漫画化)2006年〈上下巻〉
『まんが倶楽部』2015年 - 2016年〈未完〉
『さくらももこのCalbeeひとくち劇場』2015年 - 2016年
<エッセイ>
『もものかんづめ』1991年3月
『うみのさかな&宝船蓬莱の幕の内弁当』うみのさかな名義、宝船蓬莱(宮永正隆)と共著 1992年4月
『ももこのしゃべりことば』1992年5月
『さるのこしかけ』1992年7月
『たいのおかしら』1993年7月
『ももこのいきもの図鑑』1994年3月
『そういうふうにできている』1995年9月
『あのころ』1996年7月
『ももこの世界あっちこっちめぐり』1997年6月
『まる子だった』1997年9月
『赤ちゃん日記―First year memories』1997年11月
『ももこの話』1998年7月
『憧れのまほうつかい』1998年11月
『ももこのおもしろ健康手帖』1999年5月
『さくら日和』1999年7月
『のほほん絵日記』2000年9月
『ツチケンモモコラーゲン』土屋賢二共著 2001年10月
『ももこのトンデモ大冒険』2001年11月
『さくらえび』2002年4月
『ももこの宝石物語』2002年11月
『ももこのおもしろ宝石手帖』2003年4月
『またたび』2003年6月
『さくらめーる』2003年11月
『ももこの70年代手帖』2004年9月
『ひとりずもう』2005年8月
『MOMOKO TIMES』2005年9月
『焼きそばうえだ』2006年5月
『おんぶにだっこ』2006年10月
『さくら横丁』2007年5月
<詩集>
『まるむし帳』1991年
<絵本、ドラマ脚本他>
『さくらももこランド・谷口六三商店』
『おばけの手』
『ももこのファンタジック・ワールド コジコジ』
ひとこと
テレビアニメで長く放送され、愛されている「ちびまるこちゃん」。その作家として知られるさくらももこは、2018年、53歳の若さで亡くなってしまいました。あまりに突然のことで、驚かれた方も多かったのではないでしょうか。
1984年にデビューしてから逝去されるまで、多くの漫画を遺し、また、エッセイや小説を執筆され、そして作詞も手掛けるなど、本当に多彩な方だったのだと感じます。
作風は、どの作品も「日常の生活を描いたもの」ということが共通しています。コミカルな描写も多く、時代背景も投影され、作品を目にした方の郷愁を誘い、共感を呼ぶものばかり。
そして、登場するキャラクターが個性的なことも、大きな特徴だと言えるかもしれません。とんでもないお金持ちがいたり、驚くほどのひねくれやがいたり。でも、どのキャラクターにも憎めない可愛らしさがあり、作品をより生き生きとさせていると感じます。
漫画家として知る方が多いのかもしれませんが、少女時代から作文が得意だったさくらももこ。短大の模擬試験では、採点者から「清少納言が現代に来て書いたようだ」と評されるほどだったと言う文体にも、エッセイや小説を手に取り、ぜひ多くの方に触れて欲しいと思います。
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