生年 1973年12月7日
没年 2023年12月12日
日本のお笑いタレント、漫談家、作家。本名:青山 世多加(あおやま せだか)。東京都大田区出身。落語高座名:古開院亭大麻(こかいんていたいま)/ビートたけし命名。
先天性多発性関節拘縮症のため、車椅子を使用。
1994年6月、大川興業の若手芸人コンテスト『すっとこどっこい』にてデビュー。
ビートたけしに心酔。たけしが監督した映画『Dolls』『首』にも出演。後に、たけしとの対談集を発刊。
2009年、障害者目線の理想の介護を目指し、芸能活動の傍ら『訪問介護事業所ENJOY』を設立。
作品例
『言語道断!―ホーキング青山自伝』 1996年
『笑え!五体不満足 車椅子の芸人ホーキング青山が生きることを本気で語る毒舌録』1999年
『UNIVERSAL SEX―性欲に身障も健常もない』2002年
『身障者・お笑い芸人という生き方』2002年
『ホーキング青山の傍若無人』2004年
『差別をしよう!』2009年
『考える障害者』2017年
<共著>
『日本の差法』2002年 ビートたけしとの対談
『Listen! あなたに聞いてほしい話』2004年 愛知出版共著
ひとこと
ホーキング青山は、両手両足に障害があり、車椅子を使用しながらも執筆活動、芸人、そして会社まで設立するという何ともパワフルな人。健常者、障害者という垣根を飛び越え、いろいろな角度から物事を捉え、指し示してくれる内容の本ばかりで、それはウソ偽りなく正直なものとなっており、どれも「なるほど」と思わされることばかり。
今回、この記事を書く中で、映画にも出演されていたと知り「これは見なければ!」と思っていたところ、亡くなっていたことを知ってとても驚いています。
まだまだ痛烈な物の見方を教えて欲しかったなと、とても残念に思います。
しかし、彼亡き後も、執筆した本から得られることは非常にたくさんあると思います。
「障害者」「障碍者」「障がい者」、表記を変えることに意味があるのだろうか。
「障害は個性である」と言ってしまうその先に福祉は無いのだということは、気づいているのだろうか。
そんな問いを考えるきっかけが詰まった本を、ぜひ一度手に取ってみて欲しいと思います。
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