生年 1953年
没年 -
脳外科医、経営者。作家。神奈川県生まれ。
医療法人社団KNI(Kitahara Neurosurgical Institute)理事長。
東京大学医学部を卒業後、同大学病院脳神経外科にて研修。
1995年、東京都八王子市に北原脳神経外科病院(現・北原国際病院)を開設。現在は医療法人社団KNIとして、八王子市内に4施設、宮城県東松島市に1施設を経営。
作品例
『「病院」がトヨタを超える日 医療は日本を救う輸出産業になる!』2011年
『「病院」が東北を救う日』2011年
『あなたの仕事は「誰を」幸せにするか? 社会を良くする唯一の方法は「ビジネス」である』2014年
ひとこと
脳外科医であり経営者でもある北原茂実の言葉は、すごく重い。社会のひずみを、あらゆる方向から見て、その問題点を指摘していく。そして素晴らしいのが、指摘の後に行動が伴っていること。言いっぱなしではない。自らが実践し、変化を促しており、だからこそ、すべての言葉が心に響く。
北原茂実が理念とするのは、「日本の医療を輸出産業に育てる」こと。今のままでは、保険制度など破綻が目に見えている。それなら、何を変えなければならないのかを考えているのだ。そのひとつとして挙げられるのが、入院患者家族の院内業務への参加。ボランティア活動には、病院内で使用できる地域通貨「はびるす」が発行される。何とも新しく、そして有意義な内容。実際に医師として現場にいるからこその気付き。
そして、東日本大震災の際には被災地の医療による復興支援を進めたり、内戦で荒廃したカンボジアの医療を立て直すべく尽力するなど、総合医科大学と附属病院建設のために日々奔走しつつ、その日々を書籍に残し、しっかりと周りに宣伝も行うパワフルさに脱帽。受け取ったメッセージは、しっかりと周りに繋いでいかなければという思いにさせられる。
「今の世の中、これでいいのか?」と感じた時、ぜひ北原茂実の本を手に取って欲しい。
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