生年 1945年8月20日
没年 -
日本の絵本作家。東京都調布市生まれ。
桑沢デザイン研究所ID科を卒業し、工業デザイン、エディトリアルデザインなどのデザイナーを務める。
1973年、『みち』で絵本作家デビュー。400冊以上の絵本を手がける。
絵本の他、エッセイや子ども向け楽曲の作詞も行っている。
1978年、『たべたの だあれ』で第25回サンケイ児童出版文化賞受賞。
1981年、『仔牛の春』でボローニャ国際絵本原画展賞受賞。
2000年、『ときどきの少年』で第22回路傍の石文学賞受賞。
2019年、『つくえはつくえ』で第50回講談社絵本賞受賞。
作品例
<絵本>
『さる・るるる』1980年
『みんなうんち』1981年
『きんぎょがにげた』1982年
『ことばがいっぱい言葉図鑑』全10巻 1993年
『らくがき絵本』1990年
『あそぼうよ』2001年
<作詞>
『かんづめあけたら』
『だんだんだんだん』
『ぼくのミックスジュース』
『とうめいにんげんなんだけど』
『でんぱがビッ』
『ギラギラギララ』
『ぼくのうちに』
『ないないクレヨン』
『さるが木からおっこちた』
『ほらなかなかいいちょうし』
『どこまでも』
『ひるさがり』
『まほうをかけた』
『おさんぽおさんぽ』
<キャラクターデザイン>
廣栄堂本店「元祖きびだんご」
サラヤ「シャボネット」
<著書>
『大人問題』1996年
『さらに・大人問題』1999年
『6Bの鉛筆で書く』2022年
ひとこと
特徴あるかわいらしい絵に、五味太郎という覚えやすい名前も相まって、作品を知る方は多いと思います。どの絵本もお子さま人気が高いので、ご自宅にお持ちの方、きっとおられますよね。また、お持ちではなくとも、幼稚園や小児科の待合室などで目にされる機会は多いのではないでしょうか。
しかけ絵本の楽しみや、タイトルで心を掴まれるもの、展開がまったく読めないものなど、子どもだけでなく、読み聞かせをする大人をも魅了してしまうのが、五味太郎作品のすごいところ。「子どもに何を買って帰ろうかな?」とプレゼントに困った時には、五味太郎の絵本をチョイスすれば間違いなし!と言っても、決して過言ではないのです。
五味太郎さんは、工業デザイナーという経験を活かし、アトリエではおもちゃも作っているのだそう。そしてそのおもちゃが、絵本のアイデアに繋がっていると話されますの。
そういった遊び心を持ち続けることが、生き生きとした作品を生み出す原動力になっているのかもしれません。
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