読まなくなった本が本棚にぎっしり。「そろそろ整理しなくっちゃ」と思った時に、どうすれば片付くのか、私にとってベターな方法には一体どんなものがあるのか。便利な方法やお得な方法、そして面倒でない方法について、ぜひ、知っておいて欲しい情報をまとめてみました。
知っておけば、いつかきっと役立つはず!最後まで、読んでみてくださいね。
古本の買取サービスを利用する
最初にご案内したいのが、古本や古書の買取サービス。
ご自宅で不要となってしまった本を、現金化できる方法です。
例えば、以下のようなご事情の方がおられるのではと推測されます。
・昔は書籍で読んでいたけれど、今はもっぱら電子。手元に残る書籍、どうしよう?
・好きで集めたコミックだけど本棚にしまったまま。ずっと手に取っていないな……。
・家族が遺した本、価値もよく分からないし、どう整理したらいいのか分からない。
・本が大好きでどんどん溜まってしまう。半分くらい処分したい。
手放す理由は千差万別。人によって様々ですが、どの人にも共通するのは、「私が楽しんだこの本が、またどこかで、誰かを楽しませて欲しい!」という願いではないかと思うのです。
買取サービスが目指すのは、「要らない人」と「欲しい人」をつなぐ架け橋となること。
人と人を繋ぐところには、きっと笑顔が生まれます。
買取サービスが築くのは、作品を守り、資源を守るということ。
とても素敵なサービスだと思いませんか!
そんな買取サービスには、種類があります。
方法は大きく2つ。
「箱に詰めて送る」タイプと、「出張買取」タイプ。
どちらにも、メリット・デメリットがありますので、見ていきましょう。
箱に詰めて送る買取サービス
<メリット>
・自分の好きなタイミングで手放せる。
<デメリット>
・梱包材を自分で用意しなければならない。(ぴったりサイズの箱を探すのは面倒です)
・梱包の手間がかかる。(箱の中で変形しないよう注意が必要です)
・発送の際、重たい荷物を運ぶ必要がある。(本は重たい!)
・送料がかかる。(送料無料の場合には、査定額が低く設定されていることも……)
・買取できる本の種類が限られている場合がある。(買取会社の見極めが必要です)
・入金される日が先になる。(どうしてもタイムラグが発生します)
出張買取サービス
<メリット>
・商品の状態をその場で確認して貰えるから、買取の幅が広がる。
・その場で査定されるから、すぐに買取金額が手に入る。
・梱包材を用意しなくていい。
・箱詰めすることなく、業者を待っているだけでいい。
・発送をする必要がなく、重たい荷物を運ぶ必要がない。
・出張無料の業者を選べば、出張費がかからず安心。
<デメリット>
・業者に連絡し、買取希望日を設定する必要がある。(ご希望日に合わせることは可能です)
いかがでしょうか。出張買取サービスの方がメリットの数では多いですが、お仕事の都合やお引越し等で遠方におられるなど、対面での対応がどうしても難しい場合であれば、箱に詰めて送る買取サービスだと大変便利に使えます。
ご自身の都合に合わせて、どちらかをお選びいただくといいかと思います。
その上で、弊社のご案内をさせていただきます!
下草書店は、
神戸市、兵庫県内全域においての【出張買取】を行っています。(持込買取も行っております。お近くの方はご利用ください!)
メリットとデメリットにつきましては上記と同様なのですが、弊社だけの注目ポイントもございます。
それは……。
▶ 本だけでなく、家具・家電・ゲーム機などの不用品も、同時に査定・買取が可能です!
▶ 査定専門のスタッフがお伺いするため、市場価格に応じた適正価格の提示ができます!
つまり、弊社であれば、古本を含めた不用品の数々を一気に査定し、その場で現金化、お引き取りまでを完了できるということ。
ということで、以下のような方々に大変喜ばれています。
・実家じまいで、一気にすべてを片付けてしまいたい方
・お引越し日が迫っていて、処分に時間や手間をかけられない方
もちろん、一般的なお片付けの方や、企業の大掃除といった場合にもご利用頂いています。
下草書店では、本の種類や分量に関わらず、買取を行っています。
多くの方の力になれる出張買取「下草書店」に、どうぞお任せください!
地域のフリーマーケットで売る
コロナ禍によって姿を消していたフリーマーケットが復活し、最近は、各地で賑やかな姿を見せています。それと共に、コロナ中にはオークションサイトやフリマアプリを利用していたけれど、地域のフリーマーケットへ出店したり、お客さんとして買いに訪れたり、変化を見せる方たちも。地域のフリーマーケットには、ネットの中では味わえない、人同士のふれあいや楽しさがあるんですよね。
インターネットを通じた、気楽で手早いやりとりも便利で良いものです。しかし一方で、お店からお店へと歩き、物色し、出店者と会話をし、値引き交渉を楽しむといった地域のフリーマーケットは賑やかで、まるでお祭りのようでもあり、実開催ならでは魅力が溢れています。どちらにも良さがありますから、両方とも大切に、これからも使い分けられる生活が続いていくと良いなと思います。
そんな地域のフリーマーケットも、古本を手放す場として最適な場所のひとつと言えます。
なぜなら、「ついで買い」があるから!
地域のフリーマーケットには、ありとあらゆる方が集まります。本以外、雑貨や衣類を目的とする方、なんとなく見て回っていてコミュニケーションを楽しみたい方など。実は、それこそが最大のチャンス!
というのも、楽しさにのまれてつい買いすぎる、つい他のものまで……と、財布のひもが緩んでしまうから。地域のフリーマーケットって、「ついで買い」という売れやすい雰囲気を持っているのです。
また、ちょっと年季の入った物でも、実物を手に取り、納得して購入して頂けるから安心ですよね。
地域のフリーマーケットに興味のある方は、コミュニティ誌などを確認し、開催日を調べてみましょう。そして、古本の出品準備と共に、出店の用意をしてみてくださいね。
ただし、楽しみ過ぎて、売れた以上に新たに買ってしまった……ということもあるあるだと言います。そこのところは自制しつつ、本の処分を楽しんで欲しいと思います。
オークションサイトやフリマアプリの活用
最近では多くの方がオークションサイトやフリマアプリを利用するようになりました。不用品の処分方法として、日々の生活に当たり前に組み込まれている方も少なくないのではないでしょうか。こちらも、古本を手放す際の手段として利用できます。
オークションサイトやフリマアプリであれば、家に居ながらにして処分可能!これは、大きなメリットですよね。
ただ、注意して欲しい点もあります。
それは、すぐには処分できない可能性もあるということ。
出品をしても、買い手が見つからない限りは手放すことができません。処分を急いでいる方には不向きだと言えます。
また、出品には、写真や文章の掲載が必須です。写真撮影や説明文の入力が面倒だと思われる方には、少々難しいかな?という印象もあります。
そして、質問が寄せられた際には、お返事も必須。
お急ぎではなく、丁寧な作業や、一対一のやりとりを楽しめる方であれば、とてもいい方法。検討してみてくださいね。
図書館や学校への寄贈
不要な本は、図書館や学校へ寄贈することも可能です。
図書館や学校への寄贈は、個人間でのやりとりとは異なり、“多くの方”のお役に立てる方法。
個人宅の本棚に収まることは愛蔵や趣味のようなもの。一方で図書館や学校の本棚に収まることとは、利用者の学習機会となるもの。どこに収まるかで、本の役割は大きく変わってくる、ということなんですよね。
このように、「本を、どこでもう一度活躍させようかな?」と考えられることは、手放す側の最後の楽しみと言えるのかもしれません。
ただ、むやみやたらに図書館や学校に寄贈できるわけではありません。というのも、受入基準が設けられている場合がほとんど。そぐわない本は寄贈できないのです。
たくさんの本をお持ちの場合、「手持ちの本を少しでも多く受け取って欲しい!」と思ってしまうものですが、そのような願いはなかなか叶わないということを知っておきましょう。
寄贈先によって受入基準は異なりますが、おおよそ以下の通り。
・破損のないもの。
・劣化のないもの。
・書き込みのないもの。
・個人的な作品ではないもの。(創作・自分史など)
・特定個人、団体の宣伝内容ではないもの
その上で、既に所蔵済みである本に関しては制限がかかったり、逆に予約数の多い本は多く受け入れるなど、寄贈先の事情にも左右されつつ決定することとなります。
そのため、喜ばれるだろうと意気揚々持ち込んだ百科事典や全集が所蔵済みで不可となり、これは無理だろうと思っていたコミックが受け入れられたということも起こり得ます。
受入可否の判断は個人では知り得ませんから、まずは問い合わせてみましょう。
ちなみに寄贈手段としては、直接のお持ち込みや郵送などがあります。
郵送においては、基本的に、送料は寄贈する側の負担。そして、寄贈先ごとの取り決め等もあり得るため、寄贈前にまずはきちんと確認することをおすすめいたします。
そして、本の寄贈を求める団体は、図書館や学校だけではありません。乳児院や児童養護施設、社会福祉協議会、また被災地なども必要としている場合があります。
ご自身が役立てたいと思われる箇所に、まずは問い合わせてみましょう。
リサイクルショップへの持ち込み
街のリサイクルショップに古本を持ち込むという方法もあります。
ただしこれは、本の買取をしているショップ、していないショップがあるため、問い合わせてみて、可能であればの方法です。
また、気軽に利用できるというメリットはあるのですが、なんせ本は重たい……。分量が多い場合だと持ち運びが大変で、持ち込みに手間がかかります。この部分をクリアできない場合には、デメリットに感じてしまうかもしれません。
・本の買取をしているのか。
・本を持ち込む手段を確保できるか。
・買取不可となった本を処分してくれるか。(持ち帰りになるのか)
リサイクルショップへの持ち込みをご利用の際は、以上の事柄を確認した上で、無理なくチャレンジしてみましょう。
まとめ
今回は、古本を手放す方法について考えてみました。
手放したい本がどのくらいあるのか、分類や処分にかけられる日数が多いのか少ないのか、そしてその人の性格なども関係しながら、ベターとなる方法が変わってきます。
どの方法がご自身に一番向いているのか、考えるきっかけにして頂けたら幸いです。
下草書店ではお引き取りジャンルに制限なし!
神戸市をはじめとし、兵庫県内全域において、ありとあらゆる本の買取を行っています。
また、角折れや、若干の書き込み等につきましても、引き取り可能となる場合が多いですから、まずはご相談ください!
ご縁がありましたら、これほど嬉しいことはありません。