古本出張買取下草書店

【小説/戦争史】本棚1台分+段ボール箱に5つ分の小説等を買い取りました

参考価格 12,000円

買取ジャンル小説
買取方法出張買取
買取場所神戸市
最寄駅北鈴蘭台駅

スタッフからコメント

神戸市にお住まいのM様より、「大量の本を全部整理したい」とご相談をいただきました。本が好きで集めてこられたそうなのですが、先行きを考え、整理を決意されたのだそうです。

 

■お客様のお悩み

M様は、先日お父様を亡くされたのだそうです。そして、実家を少しずつ整理しているとのこと。
お母様がお元気でおられるので大々的に片付けることはできないものの、遺された物の多さに日々頭を抱えているのだとか。

そんな中、ご自身を振り返り、「今から不要な物を整理しておかなければ、同じ思いを子ども達に強いてしまうことになる」と感じ、今回ご連絡をしていただいたのだとお話をしてくださいました。

ご依頼いただいたのは、大量にお持ちの本の整理です。
LINEでいただいた内容を拝見すると、本棚に1台と、その近辺に積み上げられた本をすべてという分量感です。
今はお子さまも巣立ち、夫婦おふたり暮らしと言うことで、本を手始めに各所の片付けを進めていくつもりだということでした。

 

■スタッフの提案

冊数が大量であることから、出張でのお買い取りをご提案いたしました。
写真から見る限り小説がメインで、戦争など社会的なテーマに沿ったものが多く見られます。
戦後80年の今だからこそ、その内容に興味を抱き、学びたいと感じる人が多くいらっしゃいます。

そのことをお話すると、「必要とする人への橋渡しになるのですから、素敵なことですね」とお喜びいただきました。
加えて、評価につきましては、ジャンルや時代性ごとに整理して行うことをお伝えし、「一括でなく内容ごとの良さを見ていただけるのはありがたい」とご納得いただきました。

<古本豆知識>

戦後文学は、日本の近代史や社会の変化を読み解くうえで大切な資料となるものです。

特に昭和20〜30年代に出版された小説や評論、そして、当時を扱った内容の本に関しては、敗戦から復興への国民の心情や当時の社会的課題が色濃く描かれていることから、学術研究の対象となります。
また、若い世代へ「今の時代と重ね合わせて読む」という訴えかけにもなるものです。

古書市場でも、常に一定数の需要があるジャンルだと言えます。

 

■対応内容

小説として戦争が描かれたものと、小説よりも戦争史の意味合いが強いもの、といった具合にジャンル分けをしつつ、一冊ずつ丁寧に査定を行いました。
冊数は300冊ほどあり、全部で12,000円の買取価格をつけさせていただきました。
これは、状態が比較的よかったことと、ジャンル的に研究書としての価値があることによります。

 

■お客様のお声

「戦争をきちんと学ばなければならない。その時代を知る“意義”を感じて集めた本なので、そのことを理解し、活かしてくださるとお話をいただけたことが、“単なる買い取りではない”と感じて、大変嬉しく思いました。大切な歴史が詰まった本なので、これからを生きる若い方にもぜひ知って欲しい内容です。どこかで役立ってくれたなら、本望ですね」と、M様にお喜びいただき、私どもも大変嬉しく感じました。

 

■スタッフのひとこと

今回お買い取りした本は、戦後に関する文学や関連書という内容のものでした。
M様が学ばれたというだけあって、しっかりと読み込まれたご様子が伺えたものの、保存状態は良く、帯が残った本も多くありました。

M様が仰るように、今後にしっかりと引き継いでいかなければならない大切な内容です。
世代を超えて読み継がれていくよう、次の読者の方へ大切にお繋ぎしていかなければと強く感じました。

 

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本棚に並んだ背表紙をスマホで撮って送るだけ。
タイトルの入力も、本を1冊ずつ出す必要もありません。
査定額に納得できなければ、もちろんキャンセルOK。
気になる本があれば、まずはお気軽にお試しください。

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