三木市のU様より、年代の古い4冊の雑誌が持ち込まれました。これら雑誌は1992年に休刊しており、今はもう発刊されていないため、貴重な資料とも言えるものです。
■お客様のお悩み
三木市のU様が持ち込まれたのは、「初歩のラジオ」3冊と「初歩の製作技術」。大変古い雑誌なので、スレやヤブレも見られるのですが、今では入手困難な雑誌で貴重なお品です。
U様曰く、「若い頃に趣味で集めていたものの、今は別の趣味を楽しむようになり、まったくページを開かなくなりました。思い出にとっておいたのですが、引っ越しを機に整理しようかと思い立ち、持ち込んだんです」とのこと。
このように、「捨てるのはもったいないけれど、もう読む時間もなくて」とお悩みの方は少なくありません。
必要とする人は必ずいます。
雑誌や本は、古くても価値があります。
捨てるのではなく、ぜひ下草書店にご連絡をいただけたらと思います。
■スタッフの提案
U様には、「こちらの雑誌は、電子工作やラジオ制作の初学者向け資料として、現在でも参考にする方がいるほど価値があるものなんですよ」とお伝えをしました。そして、雑誌は発刊後30年以上経過していて現存数が少ないこと、また、現在は休刊しており、今では入手困難であることを話し、コレクターや電子工作愛好家にとって貴重な資料であることをご説明しました。
「思い出の品としても取っておくことよりも、専門家や趣味人に役立ててもらう方が雑誌も喜ぶかもしれません」とご提案すると、U様も「そうですね、活用してもらえるなら嬉しいです」と頷かれていました。
<古本豆知識>
「初歩のラジオ」や「初歩の製作技術」をはじめとする電子工作雑誌は、1940年代に出版がはじまり、1990年代までは多数出版されていたのですが、今はほとんどが休刊。現存数も限られています。
これら雑誌には、初心者向けの基礎から部品の扱いまでが丁寧に解説されており、資料的価値も高いもの。そのため、電子工作やラジオ愛好家の間で変わらず需要のある雑誌となっています。
また、技術雑誌は紙質が薄く傷みやすいため、きれいに保管されているものは特に貴重。今回のU様の雑誌は、30年以上前のものとしては非常に良好な状態であると言えるものでした。
■対応内容
査定の結果、持ち込まれた4冊を合わせて5,000円でのお買い取りであることをU様にお伝えしました。これは、年代物で希少性がありながらも状態がきれいで、資料としても利用価値が高いことを評価した価格です。
U様は「こんな高値になるとは思っていませんでした」と喜んでくださり、雑誌が次の世代に活用されることに安心されたご様子でした。
■お客様のお声
「昔、趣味で集めていた雑誌ですが、最近は手に取ることも少なくなっていました。いま、こうして査定してもらい、価値があることを教えてもらえて嬉しいです。
これからも誰かの役に立ってくれると思うと、整理してよかったと感じます。ありがとうございました。」とU様からのメールには書かれていました。
“30年以上前に自分が夢中で読んでいた雑誌が次の世代に渡る”って、とてもすごいことですよね。
■スタッフのひとこと
U様の雑誌は単なる趣味の品ではなく、電子工作やラジオ制作を学ぶ人の初歩の教科書のような存在です。
古い雑誌でも、価値を理解して大切に扱うことで、新しい世代の学びにつなげることができます。
こうして持ち込まれたものが次の読者の手に渡り、新しい工作やアイデアを生む手助けになると思うと、私たちも嬉しい気持ちになります。
古い雑誌や趣味本は、“知識の橋渡し”にもなるのだと改めて感じたお買い取りでした。
その本、本当は価値があるかも?
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タイトルの入力も、本を1冊ずつ出す必要もありません。
査定額に納得できなければ、もちろんキャンセルOK。
気になる本があれば、まずはお気軽にお試しください。
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