古本出張買取下草書店

【実用書】丸 特大号 臨時増刊ほか(潮書房)を買い取りました

参考価格 8,000円

買取ジャンル趣味の本・実用書
買取方法持込買取

スタッフからコメント

伊丹市のS様より、1958年発刊の「丸」の特大号や臨時増刊、特集ほか17冊が持ち込まれました。亡くなられたお父様が大切にしていたものなんだそうです。

 

■お客様のお悩み

S様が持ち寄られた雑誌は、年代の古いミリタリー専門誌「丸」の特大号や臨時増刊、特集ほか全17冊。本棚を整理していたところ、亡くなられたお父様が大切にしていたものがまとめて出てきたのだそうです。
内容を見てみると、「真珠湾攻撃」「ミッドウェー海戦」「零戦」など、歴史的事件がズラズラと記載されているため、「そのまま処分してはいけない!」と思い、下草書店にお越しいただいたとのこと。
「自宅には保管し続ける場所がないので、誰か必要としてくれる人の手に渡るなら…」とのご相談です。

 

■スタッフの提案

ミリタリー雑誌は、発売から長年経過した雑誌であっても、研究者やマニアの方が資料として探されているケースが多々あります。特に1950〜60年代の「丸」に至っては、当時の戦争体験者が書いた一次資料に近い記事も多くあるため、今では再録されることも少なく、価値が高くなる傾向にあります。

S様は、「父が大切にされてきたものだからこそ、望まれる方へ渡る方がいいと思うんです」と話されていて、下草書店にお任せいただけることになりました。

<古本豆知識>

ミリタリー専門誌「丸」は、1950年代に創刊。戦史研究や軍事技術を扱う雑誌として長く愛されてきました。特に創刊〜70年代頃までの号には、当時の旧海軍・旧陸軍関係者による貴重な証言や写真が掲載され、今では資料的価値が非常に高いと言われています。一次資料に近い内容が多く、軍事史研究者やマニアからの需要は現在も根強いものがあります。

また、「丸」の古い号は紙質が年代相応に弱く、破れ・変色が出やすいため、きれいに保管されているものは特に希少。今回S様が持ち込まれた1950年代の特大号を含むセットは、当時の雑誌としては非常に良好な状態で、価値のあるコレクションと言えるものでした。

 

■対応内容

お持ち込みいただいたのは、1958年発刊の特大号を含む全17冊。経年にも関わらず非常に良好な状態で、保管の丁寧さが感じられました。
内容の資料性、市場での希少性、状態を総合して、買い取り価格は 8,000円。

S様にお伝えすると、「そんなに価値があるなんて思っていませんでした。父も喜ぶと思います」と驚いておられました。
責任をもって必要とされる方のもとへお届けします。

 

■お客様のお声

「古い雑誌なので、値段はつかないと思っていました。ひとつひとつ丁寧にみてくださって安心できる買い取りだったと感じます。
父が集めていた本が、また誰かの役に立つと思うとホッとしますね。家で眠らせておくより、好きな方のところへ行く方がきっと喜ぶはずですから。他にも古い資料があるので、またお願いしたいです」と、大変お喜びいただきました。

 

■スタッフのひとこと

S様のお父様が何十年も大事に保管されてきた雑誌をお買い取りさせていただきました。どの冊子も、ページの端ひとつにいたるまでキレイな状態で、ひしひしと愛情が伝わって参りました。

ミリタリー雑誌は単なる趣味の本にとどまらず、「当時の日本が見える一次資料」 としての価値があるものです。今回のお買い取りを通じて、このような貴重な雑誌が捨てられ、ただのゴミにならないよう、下草書店のお買い取りについてしっかりと伝えていかなければならないなと、改めて思わされた出来事となりました。

S様、このたびは大切なお品をお任せいただき、本当にありがとうございました。

 

その本、本当は価値があるかも?
捨てる前に、まずはLINEで無料査定!
本棚に並んだ背表紙をスマホで撮って送るだけ。
タイトルの入力も、本を1冊ずつ出す必要もありません。
査定額に納得できなければ、もちろんキャンセルOK。
気になる本があれば、まずはお気軽にお試しください。

LINEで無料査定をする ↓↓↓