加古川市のA様より、筑摩書房の柳田國男全集を買い取りました。保存状態が大変素晴らしく、全体として丁寧に扱われてきたことが伝わるものの、残念なことに2冊欠本。全巻揃いでないことが悔やまれるセットであると感じました。
■お客様のお悩み
ご自宅の書棚整理を進める中で、この柳田國男全集を見つけたというA様。ご本人の本ではなく、独立したお子さまの物なのだとか。そのため、なぜ2冊欠本しているのか、その理由も不明。ただ、手放すことには了承を得られたそうで、今回のお持ち込みとなりました。
A様曰く、「本は好きですが柳田國男は読まないので…。書棚の奥で眠っているよりも、欲しいと思われる方に届けばいいなと思いまして」とのこと。ただ、2冊無いことで、買取不可なのではないかと気にされていました。
■スタッフの提案
まずは、保存状態の良さをA様にお伝えいたしました。函付きの全集となるため、函の有無や状態が評価に大きく関わりますが、今回のお品は擦れや日焼けもほとんど見られず、大変良好です。本についても、背の退色やページの変色が少なく、長期間にわたり安定した環境で保管されていたことが分かるコンディションでした。
一方で、全集は揃いが重視される分野でもあるため、欠本がある場合はどうしても評価に影響が出ます。その点については、全巻揃いであれば15000円の評価となることと、それによる減額は否めないことをお話しした上で、買い取りは可能であることをお伝えしました。
<古本豆知識>
日本民俗学の基礎を築いた柳田國男。その主要著作を体系的に収録した全集です。筑摩書房版は、研究者や専門読者の間でも信頼性が高く、本文の校訂や注釈の充実度から、現在でも資料的価値の高い全集として扱われています。こうした学術全集は「資料」としての側面が強く、揃いであることと、保存状態の2点が評価の柱となります。今回、保存状態は大変評価できるものでしたが、2冊の欠本がもったいないことでした。
ただ、不揃いであっても需要がなくなるわけではありません。下草書店では、丁寧な買い取りと橋渡しをお約束いたします。
■対応内容
お預かりした定本 柳田國男集は、長期保管であるにも関わらず、理想的なコンディションだと感じました。一方で、第3巻と第29巻が欠けているため、全集としての完全性が損なわれている点は査定上の減額要素となりました。
市場での流通状況や補充需要の可能性も踏まえ、総合的に判断した結果、今回は10000円での買い取りといたしました。全巻揃いであれば15000円での評価となるお品でしたが、欠本を考慮したうえでも、状態の良さをしっかり反映した金額となっています。
■お客様のお声
「長年書棚に並んでいた全集です。きれいな状態を保っていると言っていただき、大変嬉しく感じました。欠本があるため、買取不可となるのではないかと不安もありましたが、買い取りをしていただけて良かったです。減額に関しては仕方がないです。それよりも、納得して手放すことができたのでホッとしました」と、仰っていただきました。
■スタッフのひとこと
一般的に全集の査定は、「揃いかどうか」に目が向いてしまうものですが、下草書店ではそれ以外の部分も併せて見極め、しっかりと査定を行っています。
今回のお品のように保存状態が際立って良いものに出会うと、長年の丁寧な保管の積み重ねを感じます。欠本はありましたが、それでもなお、資料としての価値と存在感は十分にあり、次に手に取る方に自信を持ってオススメできる一揃いになると感じました。
今、手元に不揃いの全集をお持ちの方がおられましたら、ぜひご相談ください。丁寧な査定で、納得いただける買い取りを行ってまいります。
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