兵庫県・多可町にお住まいのI様より、『新日本古典文学大系』を10冊、お買い取りいたしました。ヤケの見られる函も4点ほどありますが、全体的によい状態で、本には不具合などなく、揃いである点も踏まえて査定をさせていただきました。
■お客様のお悩み
大学講師をされているI様。授業や研究資料として、日常的に本シリーズを活用されてきたとのこと。函に見られる傷みも、持ち運びや参照の積み重ねによるものだそうです。鑑賞用ではなく、繰り返し使われてきた本であれば、外装の傷みは避けられないもの。それであれば、むしろ状態は上々だと言えるのかもしれません。
ただ、近年、研究対象が変わり、また勤め先となる大学も変わるとのことで、この全集は不要となるため、手放されることにしたと言います。同じ環境、境遇の方でお探しの方がいるかもしれないから…と、今回、下草書店へご相談くださいました。
■スタッフの提案
本シリーズのような研究書の場合、やはり、評価の軸となるのは外箱よりも中身の保存状況です。拝見したところ、函には経年のヤケがありましたが、本体には折れや線引き、書き込みなどは見られませんでした。よって、今後も資料として、十分に活用できる良好なコンディションだと言えます。
外装の傷みは一定の減額要素にはなりますが、全巻が揃っている点の方が大きく、大きな評価ポイントとなります。
<古本豆知識>
『新日本古典文学大系』は、精度の高い校訂と充実した注釈により、日本古典研究の現場で長く支持されているシリーズです。古書市場でも、索引付きの完本セットは需要が安定しており、外装に多少の傷みがあっても本文が良好であれば評価が保たれやすい分野です。
■対応内容
10冊とも本に目立った傷みはなく、丁寧に扱われてきたことが伝わる状態でした。一方で、函には日焼けや擦れがあり、経年変化がはっきりと見られました。
査定では、外装の状態を考慮しつつも、本体の保存状況と揃いの価値を重視。専門資料として十分に活用可能である点を評価し、総合的に判断した結果、5000円にてお買い取りをさせていただきました。
実用書は、函の美しさよりも、本の状態が重要です。その点で、今回のセットはしっかりと価値を保っていました。
■お客様のお声
「長年使ってきた本ですが、今後は分野が異なるため、出番がなくなっていくことが予想されます。必要な方の手に渡るなら、そのほうが本にとってもいいでしょう。研究や学習に大変役立つ本ですから、次の方のもとでもきっと活かされることと思います」とのお声をいただきました。
多くの方の学習を支えてきた、素晴らしい本です。
下草書店より、きちんと次の方へと繋げて参ります。
■スタッフのひとこと
専門書は、物語を楽しむような本とは少し異なり、「参照」や「知識を支える道具」として機能するもの。そのため、外箱の擦れや色あせといった「美観」については、あまり重視される傾向にはありません。今回お譲りいただいた10冊からも、函のヤケといった部分から、長年研究に寄り添ってきた時間が感じられましたが、本がきれいに保てていることから、一切の問題なしといえる資料だと判断をいたしました。
必要とする次の方へと、しっかりと引き継いで参ります。
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