兵庫県・西宮市にお住まいのM様より、『人間失格』の初版本をお買い取りいたしました。
昭和23年、筑摩書房から刊行された貴重な初版本!美しい装丁で有名な一冊です。
さらには、とても良好な保存状態であり、大変魅力的なお買い取りに。
古書としての価値を丁寧に評価いたしました。
■お客様のお悩み
M様からは、「この本は本当に素晴らしい本なので、自分だけで持っているより、できれば広く知ってもらいたい」とのことで、ご相談をいただきました。
M様が大好きだと言う太宰の作品。しかも、貴重な初版本。長年、大切にされてきたそうです。
しかし、年齢を重ねられ、これからのことを考えて終活を少しずつ進めておられる中で、自分亡きあとに適当に処分されてしまうのはあまりにも惜しく、価値を分かってくれる方のもとへ届けたいという思いから、今回の買取をご依頼くださいました。
■スタッフの提案
こちらは、単なる「古い本」ではありません!
素晴らしく希少な、古書となります!
昭和23年の初版本。元々の美しい装丁が当時のままに残っており、今もまだ非常にきれいな状態です。
長く大切にされてきたことが伝わる一冊だと、深く感じました。
査定においては、表紙や背、見返し、本文の状態まで細かく確認。これまで大切にされてきたお気持ちを損なわないよう、丁寧にお預かりいたしました。
<古本豆知識>
太宰治の『人間失格』は、1948年(昭和23年)に筑摩書房から刊行された代表作のひとつ。大庭葉蔵が残した三つの手記を通して、人と関わることへの苦悩や孤独を描きます。
実は、内容だけでなく、初版本の装丁も見どころとなっており、「一冊の本を、見目と内容と、余すところなく味わえる古書」として、とても人気の高い本となっています。
■対応内容
太宰治の『人間失格』昭和23年初版本を、20,000円でお買い取りいたしました。
経年による多少の風合いの変化は感じられるものの、全体的に非常にきれいな状態を保っており、目立った傷みはほぼなく、カラー部分も美しく残されています。
特に印象的だったのが、年月を経ても美しさを失っていない装丁。
大切に保管されてきたことが随所から伝わる、保存状態の良い初版本だと感じました。
初版本としての希少性や市場での需要、状態の良さを、総合的に評価しました。
■お客様のお声
長く、本当に長く、大切にしてきた本だったので、手放すことに少し迷いがありました。でも、今回の処分は、ただの処分ではありません。本の価値を本当に分かってくださるところで買い取っていただけるわけですから、それならと思い、お願いをしました。
きれいな状態であることをしっかりと見ていただき、初版本として評価していただけたことが嬉しかったです。
そして何より、この本がまた誰かの手に渡り、読んでもらえる可能性ができたことにほっとしています。思い切ってお願いして、本当によかったです。
■スタッフのひとこと
今回の一冊を手に取り、古書には「何年経ったか」だけでは語れない価値があると改めて感じました。
昭和23年に刊行された初版本が、これほど美しい状態で残されていることが、本当に素晴らしいことです。そして何より、それほどまでに大切にされてきたという想いが込められているということにも感動いたしました。
文学書、初版本、全集や専門書など、「古いから価値がないのではないか」と思われることなく、ぜひ一度ご相談いただければと思います。
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