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アテネ文庫 100冊 昭和23年~(複数/光文堂)を買い取りました

アテネ文庫 100冊 昭和23年~(複数/光文堂)の買取事例
買取ジャンル
文庫本
買取方法
出張買取
参考価格
8,000円
エリア
佐用郡佐用町

スタッフからのコメント

兵庫県・佐用郡佐用町にお住まいのA様より、『アテネ文庫』を100冊お買い取りいたしました。

昭和20年代の古いお品で、全体的にヤケや紙質の劣化が見られますが、きちんと整理され、大切に保管されていたことが伝わる蔵書です。このほかにも、数多くの小説をお売りいただきました。

 

 

■お客様のお悩み

A様がご実家の整理をされていた際、書斎から見つかったのが、今回のアテネ文庫をはじめとするたくさんの本でした。きれいに整理され、自作の帯まで付けられていたことから、「きっと親父の品だろう」と思われたのだそう。お父様は本好きで、とても几帳面な方だったとのこと。残された本を見ながら、「まさか、こんなに溜め込んでいたとは」と、苦笑いされていました。

A様は、「これほどの冊数を、ただ処分してしまうのは気が引ける。これほど丁寧に保管されていたのだから、きっと親父なりの思い入れがあるはず」と語り、当店にご相談。というのもA様、普段ほとんど本を読まないそうで、どのように扱えばよいのか分からず、悩まれていました。

 

 

■スタッフの提案

ご自身が集めた本であれば、必要なものと手放すものを判断しやすいものですが、ご家族が残された本となると、事情は少し違ってきます。内容が分からず、どのような価値があるのか判断できない一方で、簡単には処分しにくい。そんなお気持ちになる方が多いのです。

今回のアテネ文庫も、そのようなお品でした。
大変古いお品で、経年による傷みは見られるものの、昭和20年代の出版物がまとまって残されている点に大きな意義があります。そのことをA様にお伝えし、丁寧な査定をお約束いたしました。

このような遺品につきまして、必ずしもご家族が保管し続ける必要はありません。ご自身では活用できないお品の場合、必要としている方へ引き継ぐことも、大切なご供養となります。A様のように「価値の分かる方に託したい」というお気持ちこそが、本を大切に扱うひとつの方法なのです。

思い出を尊重しながら、これからの保管や活用について一緒に考えることも、私たち古本買取店の役割だと考えます。

 

<古本豆知識>

弘文堂が昭和23年に刊行を開始した「アテネ文庫」は、哲学や文学、歴史、芸術、社会問題、自然科学など、幅広い分野の知識を手軽に学べる小型文庫シリーズ。1冊あたり60~70ページほどの手軽なものも多く、専門的なテーマを身近に伝える読み物として親しまれました。
『安楽死』や『人間の探求』など、当時の社会や人間の生き方を考えるうえで興味深い題材も扱っており、戦後間もない時代の思想や文化、知識人たちの関心を知る手掛かりとなるシリーズだと言えます。
今回のように昭和20年代を中心とした100冊がまとまって残るコレクションは、当時の出版文化をたどる資料としても興味深いものです。

 

 

■対応内容

今回は、A様のお父様が使われていたという書斎に残されていた書籍を、まとめて査定いたしました。中心となったのは、昭和20年代のアテネ文庫約100冊。そのほかにも、数多くの小説をお持ちでした。

アテネ文庫には、哲学や文学、社会問題など多彩なテーマの本があり、なかには現在では見かける機会の少ないタイトルも。ただ一方で、刊行から長い年月が経過していることによるヤケや紙質の劣化も見られます。買取価格は、こうした保存状態に加え、現在の需要や流通状況なども踏まえて判断し、8,000円となりました。
これは、アテネ文庫だけでなく、今回お売りいただいた書籍全体の買取金額となります。

古い本は、年代だけで一律に価値が決まるものではありません。タイトルや内容、状態、需要などを総合的に確認し、査定することを大切にしています。

 

 

■お客様のお声

本を整理しながら、父がどれだけ几帳面だったのか、久しぶりに実感しました。自分で帯まで作って付けていたのには驚きましたし、これほどたくさんの本を大切にしていたんだな…と、本から見られる行動が懐かしくて。
私は普段、本を読むことがないので、このまま置いておいても、きちんと活用することはできません。それなら、価値を分かってくれる方に引き継いでもらうほうが、父にとってもよいのではないかと思い依頼したのですが、今回の依頼を通じて、父のことを思い出す時間が得られました。こんな気持ちになれたのは、整理をしたからこそですね。必要としている方の手に渡るといいなと思っています。

 

 

■スタッフのひとこと

このたびは大切な蔵書を当店にお任せいただき、ありがとうございました。

今まで数多くの本を見て参りましたが、本には、集めた方の人柄が表れるものだなと感じます。今回のようにきれいに整理され、自作の帯まで付けられた本を拝見すると、持ち主の方が一冊一冊を大切にされていた様子が目に浮かぶようです。

古い本や大量の蔵書は、整理しようと思っても、どこから手を付ければよいのか迷いがち。「価値があるか分からない」「自分では読まないけれど、捨てるのはためらわれる」といった場合には、まずは当店までご相談ください。
大量の本も、まとめて全体でのお買い取りをさせていただきます。

今回は、写真の品を含む、書斎丸ごとのお買い取りとなりました。
このようなご実家の整理にも、当店をご利用いただけます。

 

 

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