ハロウィンも終わり、クリスマスの足音が近づいてきました。
年末の大掃除についても考えだす頃なのではないでしょうか。
今回は、上記写真にもありますように、古本を使ったクリスマスツリー作りなどDIYについても少し取り上げています。
「古本って、こんなことにも使えるんだ!」と目からウロコの内容ばかり。
整理や片付けだけでない使い道について、知って頂けたらと思います!
古本のリサイクルの重要性
本を形づくっているのは、大量の紙。そして、その紙を作るのは木材。そう、本は、資源のかたまりです。不要になったとしてもそのまま捨てていいわけがありません。「本を捨てる」ことは「資源を無駄にしている」ことと同じだと、意識しておかなければならないのです。
つまり、古本や古書のリサイクルは、森林資源の保護にも直結するということ。
そして嬉しいのは、まったく難しくはないこと。
古本のリユース・リサイクルは、今すぐにでも実行することができるSDGs!
地球温暖化や生態系への影響を最小限に抑えるために、SDGsの一環として、古本のリサイクルをぜひ考えてみて欲しいと思います。
再利用アイデアと実例
では、古本を捨てずに再利用する方法について考えてみましょう。
譲る
一番手っ取り早いのが、他の人に譲ること。身近な方で欲しい方がおられる場合は、お譲りすると喜ばれます。本も、新しい場所でもう一度活用されるわけですから、嬉しいですよね。
でも、近くに欲しい方がおられないこともあるでしょう。そのような場合には、学校や児童施設、医療機関などへの寄付を検討してみるといいかもしれません。
寄付の場合、寄付先によって受け入れ可能な本のジャンルが決まっていたり、冊数に制限があることがほとんどではありますが、「欲しい」と願う場所にお届けできるのは、とても素敵なこと。寄付は、多くの方に喜んでいただける方法です。
リサイクルショップに持ち込む
お近くに古本・古書の買取を行うリサイクルショップがある場合には、持ち込んでみるのもいいですよね。あまりに古い本や、在庫過多の本については買取不可となる場合もありますが、状態が良い古本、人気本については買い取ってくれる場合がほとんどです。
大量だと持ち込みに手間がかかるものの、簡単な方法のひとつだと言えます。
アートやクラフト作品を作る
古本を使ったアートを楽しむという方法も、素敵でユニークな再利用の方法です。
例えば、コラージュ。
古本や雑誌の写真や絵、文字を切り取り、組み合わせてコラージュを楽しむことができます。素材の特徴を活かした切り絵というイメージ。思い出の写真を組み合わせるなどすれば、素敵なアルバム作りにもなるでしょう。
小さめの作品を額に入れて飾れば、ご自宅を素敵に彩ることも。
友人へのプレゼントとしても素敵です。
そして、転写。
エタノールや除光液、アイロンなどを使って、印刷物のトナー部分を他の物に転写させることができます。つまり、転写の技術を使えば、本の文字や挿絵、写真などを、そのまま布や木に写し取ることができるというわけ。小さなサイズであれば、ネイルアートとしても楽しめます。
これは、使い方次第でインパクト大!オススメな活用方法です。
アイデアを駆使すれば、古本に“装飾品”という新たな命を吹き込むことが可能です。
個性的な趣味ともなりますよ。
アップサイクルプロジェクトの紹介
「アップサイクル」という言葉をご存じでしょうか。
似た言葉である「リサイクル」とは、ちょっと異なります。
まず、リサイクルについて。
リサイクルとは、製品を一度資源に戻し、その資源を使って新たなものを作り出すことを言います。例えば、古本を繊維状にし、そこからトイレットペーパーや再生紙を作る、これがリサイクルとなります。
では、アップサイクルとは。
アップサイクルは、製品そのものの特徴を活かしつつ、新たな価値を与え、別のものを作りあげることを言います。古本の取り組みで言うと、本や雑誌、マンガからノートを作るというものが挙げられます。
「古本からノート?それならリサイクルじゃないの?」
と思われるかもしれません。しかし、そこにはちょっとした遊びがあるのです。それは、敢えて古本のなごりを残したノートであること。漂白をしないことにより、ノートといいながら、ページ内に文字が残っていることもあるのです。単なるノートとして考えれば、文字が残っているなんてジャマでしかないかもしれません。でもそれは、本だったなごり。残された文字に思いを馳せ、楽しんで欲しいという思いで作られているのです。古本のなごりを残したノート、これは、使う場面を選ぶのかもしれませんが、そんなアップサイクルもあるのだということをぜひ知って欲しいと思います。
また、もうひとつのアップサイクルとして、インテリアに使うという方法もあります。
古くなり、黄ばみの出てしまった古本のページで作ったリースは、その経年の風合いが大人な雰囲気を醸し出す素敵なインテリアとなります。
他にも、厚みのある古書を積み重ねることでブックエンドとすることも。
読むだけが本の役目ではないと、実感することができるのではないでしょうか。
「古本=不要な物」という考えを一旦そばに置いてみると、新たな価値が見えてくるはず。
創造力をかき立てれば、環境に優しい使い道が見つかるかもしれません。
リサイクルショップの活用法
神戸市にお住まいの方であれば、古本の処分に困った際、「下草書店」という方法があります。
下草書店は、古本や古書を専門に扱うリサイクルショップ。
ジャンル関係なく、どのような本も買い取りが可能です。
ここでは、下草書店の買取について、ご説明をしたいと思います。
下草書店では、出張による買取を行っています。
ご依頼者様は、お電話やメール、LINEなどでご連絡をいただくだけ。
あとは、写真による簡単査定を行った上で、お引取り日を決めて伺います。
その際、本の仕分けや箱詰めなどは一切不要!
ただお待ちいただくだけでOKなので、とても簡単便利な方法です。
そして下草書店では、買取ジャンルに制限ナシ!
古本の買取においてはジャンルに制限を設ける書店も多い中で、下草書店はあらゆる分野の買取を行っています。ジャンルごとに持込店を変える……などと言った面倒な手間がかかりません。
そして、買取価格につきましても、査定専任スタッフがおり、市場価格を常に適正把握!お客様に不利益のない買取を行っております。
・引越し日が迫っていて早く片付けたい方。
・たくさんの本に埋もれてお困りの方。
・発送や持ち込みの手間をかけたくない方。
ぜひ、下草書店にお任せください!
そして、下草書店だからこそのワンポイントアドバイス!
過去、下草書店では、古いから……汚れているから……とご依頼者様が遠慮されていた本の中より希少本を見つけ出し、高額買取となった事例がございます。
これも、査定専任スタッフがいるからこそできたこと!
下草書店ご利用の際は、本の状態で諦めることなく、まずは全部お任せいただければと思います。
持ち主様も把握できていない希少本や専門書が発見されるかもしれません。
お宝さがし感覚で、下草書店をぜひお試しください!
古本を使ったDIYプロジェクト
古本を使ったDIYプロジェクトも、ぜひチャレンジしてみて欲しいと思います。
これは、創造力次第!
楽しみながらリサイクルに貢献できるので、ここでは簡単にできるDIYアイデアを2つ紹介しますね。
古書で作るプランター
① 厚みのある古書を用意します。
② 表紙と数ページをめくり、ググッと押し広げましょう。
③ 残りのページ部分がプランターになるよう、加工していきます。
まず、側面にボンドを塗り、本のページを固定します。(本が開かないようにする)
④ 完璧に乾いたら、古書の中心部をくりぬきます。カッターを使い、2~3cm分のくりぬきができるといいでしょう。
⑤ くりぬいた部分にボンドを塗り、ラップを貼り付けます。(防水)
⑥ はみ出たラップを切り取ったら、プランターの完成。
ここからは植え付けです。
⑦ 一番底となる部分に水はけを良くするための玉砂利を敷き、珪酸塩白土をパラパラと。
⑧ そして、水やりをあまりしなくていい多肉植物などを植えます。
⑨ 最後に、見えている土の部分にサンゴ砂をかけて見栄え良くすれば完成。
プランターとなった古書がどんどん色褪せていくほど、より風合いがでて素敵な状態になる素敵なDIYプロジェクト!ぜひ試してみてくださいね。
古書のクリスマスツリー
古書を円錐状に積み上げ、一番上に星形の置物や松ぼっくりなどを置き、ライトをくるくると巻きつければ、あっという間に雰囲気あるクリスマスツリーになります!
本の厚みや色の配置で、よりクリスマス感を演出できるので、それは腕の見せ所。
LEDライトを使えば発熱なく、発火の心配もありません。(LEDの商品使用はご確認くださいね)
わざわざツリーを買う必要なく、また、高さも思いのまま。
ぜひ今年のツリーは、古書ツリーをご検討ください!
まとめ
今回は、さまざまな方向からの、古本・古書の活用法について書いてみました。
一番サクッと片付くのは、やはり下草書店にお任せ頂くこと。ご依頼者様の手間なく、大量の本でも、一気に片付けることが可能です。
下草書店は神戸市をはじめとし、兵庫県内全域、どこでも買取に伺います。
また、古本の買取と同時に、家具や家電、ゲーム類など不用品も一緒に見積もりと買取が可能ですので、お引越しやご実家のお片付けなどにも活用頂けます。
古本のリユースで、森林資源を守りましょう。
下草書店にご連絡をいただくことにより、古本に新しい命が吹き込まれます。
下草書店ではリサイクルやリユースを通し、今あるものを大切に、資源を無駄にせず、持続可能な生活の実現を目指しています。ぜひ、下草書店の取り組みにご協力をお願い致します!