生年 1961年12月16日
没年 -
日本の男性小説家、推理作家。
岐阜県出身。
幼少期より常に本を読んでおり、保育園でも夢は作家と語る。
中学生の頃には有名なミステリ作品をすべて読破し、高校時代から創作を始めるも、就職と共に創作から離れる。
2009年、『さよならドビュッシー』で第8回このミステリーがすごい!大賞受賞。48歳で小説家デビューを果たす。
作品例
<小説>
『さよならドビュッシー』2010年
『おやすみラフマニノフ』2010年
『要介護探偵の事件簿』2011年
『いつまでもショパン』2013年
『どこかでベートーヴェン』2016年
『もういちどベートーヴェン』2019年
『合唱 岬洋介の帰還』2020年
『おわかれはモーツァルト』2021年
『いまこそガーシュウィン』2023年
『贖罪の奏鳴曲』2011年
『追憶の夜想曲』2013年
『恩讐の鎮魂曲』2016年
『悪徳の輪舞曲』2018年
『復讐の協奏曲』2020年
『殺戮の狂詩曲』2023年
『切り裂きジャックの告白』2013年
『七色の毒』2013年
『ハーメルンの誘拐魔』2016年
『ドクター・デスの遺産』2017年
『カインの傲慢』2020年
『ラスプーチンの庭』2021年
『ドクター・デスの再臨』2024年
『嗤う淑女』2015年
『ふたたび嗤う淑女』2019年
『嗤う淑女二人』2021年
『ヒポクラテスの誓い』2015年
『ヒポクラテスの憂鬱』2016年
『ヒポクラテスの試練』2020年
『ヒポクラテスの悔恨』2021年
『ヒポクラテスの悲嘆』2024年
『作家刑事毒島』2016年
『毒島刑事最後の事件』2020年
『作家刑事毒島の嘲笑』2022年
『逃亡刑事』2017年
『越境刑事』2022年
『護られなかった者たちへ』2018年
『境界線』2020年
『彷徨う者たち』2024年
『連続殺人鬼カエル男』2011年
『魔女は甦る』2011年
『静おばあちゃんにおまかせ』2012年
『ヒートアップ』2012年
『スタート!』2012年
『アポロンの嘲笑』2014年
『テミスの剣』2014年
『月光のスティグマ』2014年
『総理にされた男』2015年
『闘う君の唄を』2015年
『セイレーンの懺悔』2016年
『翼がなくても』2017年
『秋山善吉工務店』2017年
『ネメシスの使者』2017年
『ワルツを踊ろう』2017年
『連続殺人鬼カエル男ふたたび』2018年
『能面検事』2018年
『TAS 特別師弟捜査員』2018年
『静おばあちゃんと要介護探偵』2018年
『笑え、シャイロック』2019年
『死にゆく者の祈り』2019年
『人面瘡探偵』2019年
『騒がしい楽園』2020年
『帝都地下迷宮』2020年
『夜がどれほど暗くても』2020年
『テロリストの家』2020年
『隣はシリアルキラー』2020年
『銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2』2020年
『能面検事の奮迅』2021年
『鑑定人 氏家京太郎』2022年
『人面島』2022年
『棘の家』2022年
『特殊清掃人』2022年
『祝祭のハングマン』2023年
『能面検事の死闘』2023年
『こちら空港警察』2023年
『絡新婦の糸 警視庁サイバー犯罪対策課』2023年
『有罪、とAIは告げた』2024年
『鬼の哭く里』2024年
<随筆>
『中山七転八倒』2018年
ひとこと
中山七里はシリーズ作品が多いのが特徴。キャラクターに対し生まれる愛情や、長編だからこその読み応えなど、他の作家とは少し違う楽しみ方が魅力です。
作品の内容としては、音楽をテーマにしたものや、社会問題を扱ったものをミステリーテイストに仕立てるというもの。取り扱うテーマは多彩で、伏線も初っ端まら張り巡らされていることも少なくなく、結末に辿り着くまで幾度にも及ぶ「どんでん返し」が楽しめるはず。
「そうなるのか」「え、また違った」など、欺かれる喜びを感じながらお読みください。
予測不能な展開、圧巻と言わざるを得ない作風に、一度触れるとこの爽快感を求めてまた読みたくなってしまうのが、中山七里作品のすごさ。本格派エンターテインメント小説に出会いたい方におすすめの作家です。
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