生年 1954年9月14日
没年 -
日本の小説家、児童文学作家。
小説『バッテリー』は、1000万部を超える大ベストセラーに。他、野間児童文芸賞や日本児童文学者協会賞など、数多くの賞を受賞。日本児童文学者協会の会員でもある。
幼い頃からマンガが好きで、漫画家を志望するも才能がないと諦める。
中学校に入り、小説の面白さを知って、作家を志すようになる。
高校生になると詩を書くようになり、高校2年の時、国語教師に作品を提出。感想を寄せてくれるようになり、作家を目指し大学へ進学する。
大学卒業後は教師になるも、忙しく小説が書けないとして3年で退職。
結婚、出産、子育てを経て、36歳で日本同人協会「季節風」の同人となり、37歳で作家デビューをする。
作品例
『バッテリー』1996年
『THE MANZAI』1999年
『The MANZAI 十六歳の章』2018年
『ねらわれた街』1999年
『闇からのささやき』2000年
『私の中に何かがいる』2001年
『時を超えるSOS』2002年
『髑髏は知っていた』2003
『人面瘡は夜笑う』2004年
『ゴースト館の謎』2005年
『さらわれた花嫁』2006年
『宇宙からの訪問者』2008年
『NO.6』2003年
『NO.6 beyond』2012年
『ガールズ・ブルー』2003年
『ガールズ・ブルーII』2008年
『時空ハンターYUKI 1』2005年
『時空ハンターYUKI 2』2005年
『光と闇の旅人III 決戦のとき』2017年
『ランナー』2007年
『スパイクス』2011年
『レーン』2013年
『ラストラン』2018年
『一年四組の窓から 』2012年
『明日になったら 一年四組の窓から』2013年
『さいとう市立さいとう高校野球部』2013年
『さいとう市立さいとう高校野球部 甲子園でエースしちゃいました』2014年
『さいとう市立さいとう高校野球部 おれが先輩?』2017年
『X-01 エックスゼロワン[壱]』2016年
『X-01 エックスゼロワン[弐]』2017年
『X-01 エックスゼロワン[参]』2019年
『ほたる館物語』1991年
『舞は10さいです。』1996年
『ラブ・レター』1998年
『スポットライトをぼくらに』1998年
『どばぴょん』1999年
『タンポポ空地のツキノワ』1999年
『いえでででんしゃ』2000年
『いえでででんしゃはこしょうちゅう?』2004年
『いえでででんしゃはがんばります。』2008年
『新ほたる館物語』2002年
『ぼくらの心霊スポット』2002年
『首つりツリーのなぞ』2004年
『真夏の悪夢』2004年
『えりなの青い空』2004年
『福音の少年』2005年
『ありふれた風景画』2006年
『風の館の物語』2007年
『あかね色の風 / ラブ・レター』2007年
『晩夏のプレイボール』2007年
『12歳 出会いの季節』2007年
『ミヤマ物語 第一部』2008年
『結界の森へ ミヤマ物語 第2部』2011年
『偽りの支配者 ミヤマ物語 第3部』2013年
『復讐プランナー 14歳の世渡り術』2008年
『紅色のエイ』2008年
『漆黒の狙撃手』2010年
『ねこの根子さん』2009年
『神々の午睡』うたたね)』2009年
『神々と目覚めの物語 』2013年
『神々の午睡』うたたね)金の歌、銀の月』2013年
『13歳のシーズン』2010年
『グラウンドの空』2010年
『スーサ』2011年
『チューリップルかほちゃん』2013年
『グラウンドの詩』2013年
『敗者たちの季節』2014年
『チームFについて』2015年
『もりもり森のネコロッケ』2015年
『透き通った風が吹いて』2015年
『おしごとのおはなし お医者さん ママはお医者さん』2015年
『アレグロ・ラガッツァ』2016年
『アスリーツ』2019年
『スポーツのおはなし 野球 ぼくだけのファインプレー』2020年
『ハリネズミは月を見上げる』2020年
ひとこと
あさのあつこは『バッテリー』など児童小説に定評のある作家です。人間関係の描写が細かく、価値観の捉え方や心の機微などが繊細でリアルであると知られ、子ども達を中心に幅広く人気の作家であると言えます。
また、あさのあつこは、児童小説のみならず、ミステリーや時代小説、SF小説なども執筆しており、そのジャンルは幅広く、大人も十分に楽しめる作品が多くあります。
切ない友情や、近未来を舞台に描かれた理想都市、はたまたディストピアな世界観など、ハラハラと読むことになる作風にもまた、魅力あふれる作品がいっぱいです。
あるとき、あさのあつこ作品は人間関係の描写が濃厚すぎるが故、過激だという意見が挙がったことがあります。しかしそれに対し、「誰が読むかを意識するのではなく、物語の面白さを問いたい」とあさのあつこは答えました。
これは、確かにその通り。本は、誰かに読まれて始めて意味を成します。そして読んだ人が、そこから何を感じ、何を得るのか。それが大事であり、第三者がとやかく言うようなものでは無いはず。
そんな世界観に触れてみたい方、ぜひ一冊、どうでしょうか。
あさのあつこに関する物なら何でもご相談下さい。
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