生年 1957年5月30日
没年 -
日本の小説家・推理作家。福島県福島市生まれ。
高校の社会科教員として働きながら、小説を執筆。
1994年、『化身』で第5回鮎川哲也賞受賞。小説家としてデビューする。
作品例
<シリーズ>
栗村夏樹シリーズ三部作
美少女代理探偵・根津愛シリーズ
影の探偵と根津愛シリーズ
神田紅梅亭寄席物帳シリーズ
ヘルたんシリーズ
神楽坂倶楽部シリーズ
高座のホームズ・昭和稲荷町らくご探偵シリーズ
落語刑事サダキチシリーズ
<シリーズ外>
『化身(アヴァターラ)』1994年
『七週間の闇』1995年
『鏡の奥の他人』1997年
『霊名イザヤ』1998年
『六月六日生まれの天使』2005年
『十一月に死んだ悪魔』2013年
『再雇用されたら一カ月で地獄へ堕とされました』2019年
『モウ半分、クダサイ 』2024年
ひとこと
愛川晶の作品には大掛かりなトリックが仕掛けられており、まさに「本格」ミステリ作品だと言えます。
女子高生が探偵として活躍したり、ヘルパーをしながら探偵をしたり。落語やその世界観を引用するなど、他の作家さんには無い視点が楽しめることが大きな特徴。
一方で、ちょっとセクシー路線な自分探しストーリーがあったり、読みやすい短編集や中編集、最近っぽさのある作品なども。
作品ごとにガラッと毛色が変わるので、まずはお好みを探して頂き、そこから読み進めていくのがオススメです。
また、実は、2001年にデビューした谷原秋桜子が別名義であることも示唆しています。(2016年刊行『はんざい漫才』のあとがきにて)そちらも含めつつ、最初の一冊を探してみてもいいかもしれません。
愛川晶に関する物なら何でもご相談下さい。
珍しい物は高額にて評価致しますので、お気軽にご連絡くださいね。