生年 1968年
没年 -
日本の推理作家。千葉県生まれ。
大学を卒業し、就職。後に執筆活動を開始。
2004年、『キリング・タイム』で第26回小説推理新人賞受賞。小説家としてデビューする。
作品例
『九杯目には早すぎる』2005年
『出られない五人 酩酊作家R・Hを巡るミステリー』2006年
『二枚舌は極楽へ行く』2006年
『ハンプティ・ダンプティは塀の中』2006年
『俺が俺に殺されて』2007年
『ホームズのいない町 13のまだらな推理』2008年
『まだ殺してやらない』2008年
『最初に探偵が死んだ』2008年
『これから自首します』2009年
『堂場警部補の挑戦』2010年
『11人のトラップミス』2010年
『人生相談始めました』2010年
『バツリスト』2010年
『4ページミステリー』2010年
『あなたの猫、お預かりします』2013年
『「幽霊」が隣で聞いている』2013年
『4ページミステリー 60の奇妙な事件』2015年
『動物珈琲店ブレーメンの事件簿』2015年
『4ページミステリー 震える黒』2020年
ひとこと
蒼井上鷹のデビューは、2004年。デビュー後、まだ20年ほどであるにも関わらず、執筆された作品の数と質の高さに驚かされる作家さんです。
中でも注目して欲しいのが、『4ページミステリー』。その名の通り、ぴったり4ページという分量で問題が起こり、解決してしまうミステリー作品。もちろん1話完結。読み応えのある作品を、このテンポ感で書けることに本当に驚きしかありません。
質の高い推理小説を書く作家として、その実力を広く認められているという理由を、作品からヒシヒシと感じます。
ユーモアを交えたり、毒が強かったり、作品ごとに毛色が違うのも蒼井上鷹の作風。探偵小説でありながら、最初に探偵が死んでしまうといったぶっ飛んだ作品も。
骨太を求めながらも読みやすい作品が好きな方に、ぜひオススメしたい作家さんです。
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