生年 1956年
没年 -
作家。主にノンフィクションを執筆。北海道旭川市生まれ。
大学在学中、メキシコ・ベラクルス大学に公費留学。卒業後は、中南米を専門とする商社に勤務し、中南米向け輸出を担当する。退社後は、ODAとしてアマゾンの鉄道復旧工事に従事。その後、南米全域、欧州、アジアを放浪。
帰国後、投資・援助のコンサルタントとして中南米、中東、インド、中国、東南アジア、南太平洋諸島で現地調査を担当。世界30数か国を踏査することとなる。
バブル崩壊がきっかけとなり、作家に転身。
作品例
『ホームレス入門 上野の森の紳士録』2001年
『ホームレス人生講座』2002年
『サッカーの祭典に集まった世界32ヵ国の仲間たち』2002年
『それでもパパは生きることにした―死にたがる父たちの心の戦争』2004年
『サラリーマン残酷物語 起業か、転職か、居残るか』2004年
『リストラ起業家物語―クビ、失業から這い上がった8人』2005年
『ラテンの秘伝書 格差社会を生き抜く最後の切り札』2006年
『今日、ホームレスに戻ることにした』2012年
『愛!フクシマの黙示録』2012年
『人生には“がんばらない”時があっていい―パパ死なないで』2012年
『生きる勇気をくれた言葉―パパ死なないで』2012年
『一度は死のうと思ったけれど―パパ死なないで』2012年
『世界野獣食い紀行』2012年
『東京ドヤ街盛衰記 日本の象徴・山谷で生きる』2013年
『ホームレス・パパ』2013年
『アマゾンに鉄道を作る 大成建設秘録 電気がないから幸せだった。』2023年
ひとこと
風樹茂の書き記す世界は広く、深く、その内容に驚かされます。さすが、世界30数か国を踏査したからこその視野。そう感嘆せずにはいられないことばかり。
そして素晴らしいのが、その視点が海外に向かうものばかりでなく、海外を知った上で日本を見て、日本への思いや感じる問題点、生き辛さ、なぜそうなってしまうのか等を掘り下げ、発信してくれていること。
なぜ、今、日本はこうなのか。世界はどう見るべきなのか。そんな指針を示してくれる本を、非常に多く執筆されています。
ノンフィクションが好きな方、世界にもっと目を向けたいと考えている方、そしてグローバルな活動を目指している方に、ぜひ読んでいただきたい作家です。
「知ること」は何にも増して大切なことだと、気づかせてくれる方だと感じます。
風樹茂に関する物なら何でもご相談下さい。
珍しい物は高額にて評価致しますので、お気軽にご連絡くださいね。