生年 1967年7月12日
没年 2022年2月5日
日本の小説家。同人誌への参加で執筆を始める。
父親の犯罪により不登校となり、国語を除き、成績は1ばかり。ローマ字も書けなかった。
高校へは進学せず、ひとり暮らしをはじめた。
16歳の頃より、古本屋に通って本を読み漁り、私小説に傾倒。
2003年、同人雑誌「煉瓦」に参加し、小説を書き始める。
2004年、「けがれなき酒のへど」が「文學界」下半期同人雑誌優秀作選出。
2007年、「暗渠の宿」で第29回野間文芸新人賞受賞。
2011年、「苦役列車」で第144回芥川賞受賞。
作品例
「どうで死ぬ身の一踊り」2006年
「暗渠の宿」2006年
「二度はゆけぬ町の地図」2007年
「小銭をかぞえる」2008年
「瘡瘢旅行」2009年
「人もいない春」2010年
「苦役列車」2011年
「寒灯」2011年
「棺に跨がる」2013年
「歪んだ忌日」2013年
「疒(やまいだれ)の歌」2014年
「無銭横町」2015年
「痴者の食卓」2015年
「蠕動で渉れ、汚泥の川を」2016年
「芝公園六角堂跡」2017年
「夜更けの川に落葉は流れて」2018年
「羅針盤は壊れても」2018年
「瓦礫の死角」2019年
「雨滴は続く」2022年
「蝙蝠か燕か」2023年
ひとこと
西村賢太の作品は、破滅型私小説と分類される、自らの生い立ちや心情を赤裸々に表現する文体となっています。ユーモアに溢れながらも、時にさみしく、そして情けなさも隠すことなくさらけ出し、ひとつの作品に成り立つさまは、骨太で魅力あふれるものでした。
まだ若く、これからどんどん面白い作品を生み出すのであろうと思っていた矢先にまさかの急死となり、本当に驚いたことを覚えています。
テレビやラジオにも良く出演されていて、その人間味あふれる魅力を振りまき、またこれら経験も作品に活かされていくのであろうと思っていたのですが……。
今はもう、遺された作品を読み、西村賢太の世界に浸るしか術はありませんが、機会があればぜひ手に取り、読んでみて欲しいと思います。
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