生年 1975年12月15日
没年 -
日本の声優、舞台女優、歌手、エッセイスト。
ギリシャアテネ出身、神奈川県横浜市、東京都世田谷区育ち。
第20代日本SF作家クラブ会長。
小説家、詩人、翻訳家の池澤夏樹を父、小説家、詩人の福永武彦を祖父、詩人の原條あき子を祖母に持つ。
2020年12月22日、初の小説作品「オービタル・クリスマス」を公開。
2021年、同作で第52回星雲賞日本短編部門受賞。
作品例
エッセイ集
「乙女の読書道」2014年
「SFのSは、ステキのS」2016年
「最愛台湾ごはん 春菜的台湾好吃案内」2017年
「はじめましての中国茶」2017年
「おかわり最愛台湾ごはん 春菜的台湾好吃案内」2018年
「台湾市場あちこち散歩」2019年
「おかえり台湾 食べて、見て、知って、感じる 一歩ふみ込む二度目の旅案内」2020年 共著:高山羽根子
「SFのSは、ステキのS+」2022年
小説
「わたしは孤独な星のように」2024年
対話集
「ぜんぶ本の話」2020年 共著:池澤夏樹
雑誌等掲載
「「私は書かないの?」作家の家に生まれた私の迷い」2012年
「読書が君と世界をつなぐ」2015年
「あなたに寄り添うアニメ」2018年
「化身」2019年
「コズミック・スフィアンシンクロニズム〜小惑星レースで世界を救え!〜」2023年
「空を目指す煙」2024年
ひとこと
池澤春菜の描く世界観は、あまりに特異で面白い、スゴイと感心してしまう方が多いのではないかと感じます。例えば、人がキノコと共生する世界、そしてその共生が生み出す他人と共感能力など。そのアイデアは一体どこから?と問いかけたくなるほど。頭の中の構造が、人とは違ったものなのかもしれません。
また、その経歴にも注目です。というのも、父親も祖父も祖母も、執筆家なのです。ご本人が、「「私は書かないの?」作家の家に生まれた私の迷い」とのタイトルで作品を書かれているように、書いても当たり前と言われてしまいそうな環境で育った方だと言えます。もちろん、どんな環境で育とうとも、執筆する上で、そこには多大なる努力があるのは当然で、決して当たり前なんてことはないのですけれど。
作品を読めば、スゴイと感じさせる人の頭の中をチラリ垣間見ることができるはず。おもしろ体験をしたい方にオススメしたい作家です。
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