生年 1990年9月27日
没年 -
日本の小説家。埼玉県浦和市(現・さいたま市)生まれ。
出身大学非公表。
大学研究室助手を経て、講師や古書店のアルバイトなどを経験。
2021年、「悪い音楽」にて第126回文學界新人賞受賞し、デビュー。
2023年、「Schoolgirl」にて芸術選奨新人賞受賞。
同年、「しをかくうま」にて第45回野間文芸新人賞受賞。
2024年、「東京都同情塔」にて第170回芥川龍之介賞受賞。
作品例
単行本
「Schoolgirl」2022年
「東京都同情塔」2024年
「しをかくうま」2024年
小説
「彼と彼女の間に投げる短い小説」2023年
「Planet Her あるいは最古のフィメールラッパー」2023年
「影の雨」2025年
随筆
【特別エッセイ】「九段理江」2024年
ひとこと
芥川賞を受賞した「東京都同情塔」に、「5%ほど生成AIの文章をそのまま使っているところがある」と発言して話題となった九段理江。その後、編集部の発想により、逆のパターンで作品を完成させたのが「影の雨」。そう、生成AIが95%・九段理江5%の作品だということ。最初と最後の一文を九段理江が書き、方向性を定め、残りを生成AIにゆだねたというのだが、面白いのが、九段理江がどう生成AIに指示を出したのか、そのプロンプトもすべて公開予定だということ。
この取り組みを知った時、まるで、生成AIを手玉に取ったかのような作品作りだなと感じ、思わずニヤリとしてしまいました。テレビや誌面で、「人の仕事はいつの日かすべてAIに取って代わられるのではないか」と心配されていたけれど、こんなにも人が楽しんでいるのだから、それって杞憂なのかも?とさえ思いまして。
生成AIの作った作品を、一度読んでみるのも面白いですよ。
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