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日本の小説家、ライトノベル作家。大阪府出身。
2015年、「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」で第3回京都本大賞受賞。
中学校1年生のとき、作家を志し始める。
大学卒業後、様々なコンペに作品を応募。
2001年、ゲーム「ときめきメモリアル2」のノベライズコンペで勝ち抜き、商業誌デビュー。
2003年、にオリジナル作品「Astral」でデビュー。
作品例
「ときめきメモリアル2」全2巻 2001年 原作:コナミ
「ときめきメモリアル3 ~約束のあの場所で~」全2巻 2002年 原作:コナミ
「Astral」全2巻 2003年
「フェリシエラと、わたしと、終わりゆく世界に」2004年
「白人萠乃と世界の危機」全2巻 2005年
「イリスの虹」全2巻 2005年
「ラブ★ゆう」全6巻 2006年
「学園とセカイと楽園」全3巻 2010年
「俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致された件」全11巻+短編集1巻 2011年
「さくらコンタクト route A 小河桃子」2014年
「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」2014年
「ケーキ王子の名推理」既刊5巻 2015年
「天使は奇跡を希う」2016年
「ぼくときみの半径にだけ届く魔法」2018年
「サラと魔女とハーブの庭」2020年
「100万回生きたきみ」2021年
ひとこと
七月隆文の作品は、誰かを励ますとか、寄り添うとか、そういう言葉がちゃんと実感として伝わってくるテイスト書かれています。それはきっと、作品に向き合う作家のまなざしがとてもやさしいからなのかもしれません。
また、作品中に特段大きな事件を起こさずとも、人の心のなかに起こるささやかな変化を丁寧にすくい取る感性があり、作品がとても面白く仕上がっています。また、作品からは、七月隆文がシャイであり、まじめな人柄なんだろうなという部分もにじんでいて、そこから、登場人物たちを大切に思う心を感じます。それはきっと、読者のことも同じように大切に思っているからこそなのかもしれません。
七月隆文作品には、派手さはありません。けれど、ふとした瞬間に読みたくなる作品が数多くある作家さんでもあります。そっと心をあたためてくれる七月隆文の物語は、静かで、やさしくて、意外に強い。
人を信じる力を、すこしだけ取り戻させてくれるような作品に出会いたい方にオススメの作家です。
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