生年 1859年5月22日
没捻 1930年7月7日
イギリスの作家、医師、政治活動家。スコットランド・エディンバラ出身。
推理小説・歴史小説・SF小説などを多数著した。
元々は医師であり、執筆は患者を待つ時間を利用して行ったもの。副業で、雑誌社への小説投稿を始めたのが、きっかけ。
1891年、診療所を閉め、執筆業一本に絞る。
1900年、戦争の勃発により、医療奉仕団の1人として戦地に赴く。
1902年、『南アフリカ戦争 原因と行い』を公刊。イギリス軍の汚名を雪ぐことに尽力し、その功績でにナイトに叙せられ、「サー」の称号を得る。
作品例
<シャーロック・ホームズシリーズ>
『緋色の研究』1887年
『四つの署名』1890年
『シャーロック・ホームズの冒険』1892年
『シャーロック・ホームズの思い出』1894年
『バスカヴィル家の犬』1901年
『シャーロック・ホームズの帰還』1905年
『恐怖の谷』1914年
『シャーロック・ホームズ最後の挨拶』1917年
『シャーロック・ホームズの事件簿』1927年
<チャレンジャー教授シリーズ>
『失われた世界』1912年
『毒ガス帯』1913年
『霧の国』1926年
<ジェラール准将シリーズ>
『ジェラール准将の功績(The Exploits of Brigadier Gerard)』1896年
『ジェラールの冒険(The Adventures of Gerard)』1903年
<ミステリ(ホームズ以外)>
『ササッサ谷の怪(The Mystery of Sassassa Valley)』2024年
『消えた臨急(The Lost Special)』
『時計だらけの男』
『ガスタ山の医師』
<恐怖小説>
『大空の恐怖(The Horror of the Heights)』
<海洋小説>
『樽工場の怪』
『クルンバーの謎(The Mystery of Cloomber )』
<スポーツ小説>
『クロックスリーの王者』
『バリモア公の失脚』
『ファルコンブリッジ公』
『ブローカスの暴れん坊』
『旅団長の罪』
<歴史小説>
『マイカ・クラーク』1889年
『ホワイト・カンパニー』1891年
『大いなる影』1892年
『亡命者』1893年
『ロドニー・ストーン』1896年
『ベルナック伯父(Uncle Bernac)』1897年
『サー・ナイジェル』1906年
<その他の小説>
『J・ハバクック・ジェフソンの遺書』1883年
『ガードルストーン会社』1890年
『危険!』1914年
『マラコット深海』1929年
ひとこと
名探偵シャーロック・ホームズの作品で知られている、アーサー・コナン・ドイル。推理小説の分野に大きな影響を与えただけでなく、作品は多くの映画やドラマとなり、世界中にファンのいる作家です。
そんなアーサー・コナン・ドイルを、小説家としてしか知らない方も多いのではないでしょうか。実は、本来の姿は別にあり、とても多才な方だったのです。
まず挙げられるのが、本職は医師であったということ。戦争にも従軍しており、その経験により、国から「サー」の称号も得ています。
そして当時、各界の権威ある人から広く信じられていた心霊主義の人でもありました。
このような多方面への興味関心、歴史やSFに対する見識、医学の知識、これら全部が小説に活かされているからこそ、こんなにも面白い作品となったのでしょう。
アーサー・コナン・ドイルの作品は、数多くあります。どの作品から手に取っても、きっと問題なく楽しめるはず。まだ読んだことのない方は、まず一冊、手に取ってみてください。長く愛されているそのワケが、きっと分かると思います。
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