生年 1958年2月4日
没年 -
日本の小説家。大阪府大阪市生野区生まれ(本籍は東区玉造・現中央区)。
1985年、『放課後』で第31回江戸川乱歩賞受賞し、作家デビュー。
1999年、『秘密』で日本推理作家協会賞受賞。
2006年、『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞受賞、第6回本格ミステリ大賞(小説部門)受賞受賞。
2008年、『流星の絆』第43回新風賞受賞。
2009年、日本推理作家協会理事長を務める。
2012年、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』第7回中央公論文芸賞受賞。
2013年、『夢幻花』第26回柴田錬三郎賞受賞。
2014年、『祈りの幕が下りる時』第48回吉川英治文学賞受賞。
2014年~2019年、直木賞の選考委員を務める。
2023年、第71回菊池寛賞受賞。
2023年、紫綬褒章。
2024年、紺綬褒章。
作品例
<加賀恭一郎シリーズ>
『卒業―雪月花殺人ゲーム』1986年【改題】卒業
『眠りの森』1989年
『悪意』1996年
『私が彼を殺した』1999年
『嘘をもうひとつだけ』2000年
『赤い指』2006年
『新参者』2009年
『麒麟の翼』2011年
『祈りの幕が下りる時』2013年
『希望の糸』2019年
『あなたが誰かを殺した』2023年
<ガリレオシリーズ>
『探偵ガリレオ』1998年
『予知夢』2000年
『容疑者Xの献身』2005年
『ガリレオの苦悩』2008年
『聖女の救済』2008年
『真夏の方程式』2011年
『虚像の道化師 ガリレオ7』2012年【増補・改題】虚像の道化師
『禁断の魔術 ガリレオ8』2012年【長編化】禁断の魔術
『沈黙のパレード』2018年
『透明な螺旋』2021年
<天下一大五郎シリーズ>
『名探偵の掟』1996年
『名探偵の呪縛』1996年
<浪花少年探偵団シリーズ>
『浪花少年探偵団』1988年
『浪花少年探偵団2』1993年【改題】しのぶセンセにサヨナラ 浪花少年探偵団・独立篇
<笑小説シリーズ>
『怪笑小説』1995年
『毒笑小説』1996年
『黒笑小説』2005年
『歪笑小説』2012年
<マスカレードシリーズ>
『マスカレード・ホテル』2011年
『マスカレード・イブ』2014年
『マスカレード・ナイト』2017年
『マスカレード・ゲーム』2022年
<スキー場シリーズ>
『白銀ジャック』2010年
『疾風ロンド』2013年
『恋のゴンドラ』2016年
『雪煙チェイス』2016年
<ラプラスの魔女シリーズ>
『ラプラスの魔女』2015年
『魔力の胎動』2018年
『魔女と過ごした七日間』2023年
<ブラック・ショーマンシリーズ>
『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』2020年
『ブラック・ショーマンと覚醒する女たち』2024年
<長編>
『放課後』1985年
『白馬山荘殺人事件』1986年
『学生街の殺人』1987年
『11文字の殺人』1987年
『魔球』1988年
『香子の夢-コンパニオン殺人事件』1988年【改題】ウインクで乾杯
『十字屋敷のピエロ』1989年
『鳥人計画』1989年
『殺人現場は雲の上』1989年
『ブルータスの心臓』1989年【改題】ブルータスの心臓―完全犯罪殺人リレー
『宿命』1990年
『仮面山荘殺人事件』990年
『変身』1991年
『回廊亭の殺人』1991年【改題】回廊亭殺人事件
『ある閉ざされた雪の山荘で』1992年
『美しき凶器』1992年
『同級生』1993年
『分身』1993年
『むかし僕が死んだ家』1994年
『虹を操る少年』1994年
『パラレルワールド・ラブストーリー』1995年
『天空の蜂』1995年
『秘密』1998年
『白夜行』1999年
『片想い』2001年
『レイクサイド』2002年
『トキオ』2002年【改題】時生
『ゲームの名は誘拐』2002年
『手紙』2003年
『おれは非情勤』2003年
『殺人の門』2003年
『幻夜』2004年
『さまよう刃』2004年
『使命と魂のリミット』2006年
『夜明けの街で』2007年
『ダイイング・アイ』2007年
『流星の絆』2008年
『パラドックス13』2009年
『カッコウの卵は誰のもの』2010年
『プラチナデータ』2010年
『ナミヤ雑貨店の奇蹟』2012年
『夢幻花』2013年
『虚ろな十字架』2014年
『人魚の眠る家』2015年
『危険なビーナス』2016年
『クスノキの番人』2020年
『白鳥とコウモリ』2021年
<短編集>
『依頼人の娘』1990年 【改題】探偵倶楽部
『犯人のいない殺人の夜』1990年
『交通警察の夜』1991年【改題】天使の耳
『怪しい人びと』1994年
『超・殺人事件 推理作家の苦悩』2001年【改題】超・殺人事件
『あの頃の誰か』2011年
『素敵な日本人』2017年
<エッセイ>
『あの頃ぼくらはアホでした』1995年
『ちゃれんじ?』2004年
『さいえんす?』2005年
『夢はトリノをかけめぐる』2006年
『たぶん最後の御挨拶』2007年
ひとこと
東野圭吾の作品を読むと、驚くほどページが進むと感じる方、あっという間に読み終えてしまったという方、結構おられるかと思います。というのも、とてもテンポの良い作品ばかりで、つい読むスピードが上がってしまう傾向に。その上、文章も堅苦しくなくて読みやすく、興味をそそられる人間描写がそうさせているのかもしれません。
また、東野圭吾の作品は、映画化・テレビ化が大変多いというのも特徴のひとつとして挙げられます。それは、本よりもさらにテンポの良さが求められる映画やテレビといったメディアに、東野圭吾のテンポの良い作品の数々がピッタリと沿うからと言われています。
本にあまり馴染みがなく、最初は東野圭吾を知らなかったものの、テレビや映画で好きだった作品が実は東野圭吾だったと知り、そこから本を読んでみようと思い、次第にはまっていったとおっしゃる方も多いもの。ミステリーやサスペンスといったジャンルがお好きな方にとっては、東野圭吾はぜひぜひ読んでみて欲しい作家さんのひとりです。
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