誕生 1957年5月13日
没年 -
日本の俳人・エッセイスト。本名は加根伊月(かね いつき)。
帝塚山学院大学リベラル・アーツ学部客員教授。
愛媛県南宇和郡内海村(現・愛南町)の出身で、同県松山市に在住。
教師時代は、趣味として独学で俳句を嗜む。
1988年、教職を辞したうえで俳人に転身。黒田杏子に師事し、自宅のある松山を拠点に、本格的に俳句を手掛ける。
1994年、第8回俳壇賞受賞。
1997年、俳句集団「いつき組」を結成。全国の小中学高校生を対象とした俳句教室を開催。
2000年、第5回中新田俳句大賞受賞。
2005年、NHK四国ふれあい文化賞受賞。
2008年からは、音を使って遊ぶ楽しさを伝えるWebサイト『Sound Lab.』にて、音を聴いて俳句を作り投稿する『音俳句』コーナーの選者を務める。
2013年から、毎日放送『プレバト!!』内の「才能査定ランキング」において、俳句部門の査定を担当。容赦のない毒舌で評価・添削する姿が人気を博す。
2018年、全国的な俳句ブームを牽引した」ことにより、第44回の放送文化基金賞を個人・グループ部門で受賞。
2021年、NHK放送文化賞受賞。
2021年、春陽堂書店が主催する第四回種田山頭火賞受賞。
2023年、文化庁長官表彰。
作品例
『それ行けミーハー吟行隊』1999年
『伊月集』1999年
『子供たちはいかにして俳句と出会ったか』2000年
『絶滅寸前季語辞典』2001年
『森になった街 写真と俳句でつづる別子銅山』2002年
『続 絶滅寸前季語辞典』2003年
『うみいづ 俳句と写真でつづる内海村』2004年
『夏井いつきのスパイシーママ』2005年
『100年俳句計画』2007年
『句集 伊月集 梟』2006年
『子規365日』2008年
『折々のギャ句辞典』2010年
『絶滅危急季語辞典』2011年
『超辛口先生の赤ペン俳句教室』2014年
『句集 伊月集 龍』2015年
『夏井いつきの美しき、季節と日本語』2015年
『夏井いつきの超カンタン! 俳句塾』2016年
『2017年版 夏井いつきの365日季語手帖』2017年
『2択で学ぶ赤ペン俳句教室』2017年
『寝る前に読む一句、二句。-クスリと笑える、17音の物語』2017年
『2018年版 夏井いつきの365日季語手帖』2017年
『夏井いつきの「雪」の歳時記』2017年
『夏井いつきの「花」の歳時記』2018年
『夏井いつきの「時鳥」の歳時記』2018年
『まいにち作ろう!夏井いつきのいちばんやさしい俳句日めくり』2018年
『夏井いつきの「月」の歳時記』2018年
『NHK俳句 夏井いつきの季語道場』2018年
『夏井いつきのおウチde俳句』2018年
『夏井いつきの俳句ことはじめ 俳句をはじめる前に聞きたい40のこと』2019年
『2019年版 夏井いつきの365日季語手帖』2019年
『2020年版 夏井いつきの365日季語手帖』2019年
『夏井いつきの日々是「肯」日』2020年
『子規を「ギャ句゛」る 名句をひねると「ギャ句゛」になりました』2020年
『句集 伊月集 梟(再販)』2020年
『2021年版 夏井いつきの365日季語手帖』2020年
『ひらめく!作れる!俳句ドリル』2021年
『NHK俳句 夏井いつきの俳句道場』2021年6
『食卓で読む一句、二句。ーお腹がぐぅ~と鳴る、17音の物語ー』2021年
『夏井いつきの世界一わかりやすい俳句鑑賞の授業』2021年
『2022年版 夏井いつきの365日季語手帖』2021年
『句集 伊月集 鶴』2022年
『おウチde俳句くらぶ 作品集2021』2022年
『夏井いつき、俳句を旅する』2022年
『夏井いつきの「今日から一句」ーだれでも最初は“チーム裾野”』2022年
『瓢箪から人生』2022年
『2023年版 夏井いつきの365日季語手帖』2022年
『よもだ俳人子規の艶』2023年
『夏井いつきと深める 季節のことば辞典』2023年
『2024年版 夏井いつきの365日季語手帖』2023年
<共著>
『俳句の授業ができる本』日本俳句教育研究会 三浦和尚 2011年
『「型」で学ぶはじめての俳句ドリル』岸本尚毅 2018年
ひとこと
テレビ番組「プレバト!!」で、一躍有名になった夏井いつき。俳句という伝統的な文学形式を、若い世代を中心とした視聴者に親しみやすく紹介したことにより、多くの俳句ファンを生み出すことに成功しました。夏井いつきの添削と解説は、辛口ながらも愛情にあふれ面白く、俳句の奥深さを周知させることに成功していると言えます。
そんな夏井いつきの魅力は、何といっても、その指導のわかりやすさにあります。
例えば、著作である『一億人の俳句入門』や『夏井いつきの俳句塾』では、俳句の基礎から応用までを網羅しています。これは、読者にとって非常に実践的なガイドになるものであり、多くの人々に創作の楽しみを提供していると言えるのではないでしょうか。
夏井いつきの俳句には、自然の美しさや人間の感情が繊細に描かれています。読む者は、きっと深い共感と感動を得ることでしょう。そして、俳句を知ることにより、『日常の中にある美しさや感動を見つけ出すことができる』ことを知るわけです。
俳句は、『単なる表現方法』ではありません。人生の中の『瞬間』を切り取る方法です。
俳句に触れ、日本語の楽しさを知って欲しいと思います。
夏井いつきに関する物なら何でもご相談下さい。
珍しい物は高額にて評価致しますので、お気軽にご連絡くださいね。