生年 1991年8月13日
没年 -
日本の漫画家。女性。沖縄県出身。プロレス好き。
2013年、4コマ漫画『蛙のおっさん』にて漫画家デビュー。
漫画家を目指して専門学校に通っていた19歳の時、国の指定難病である潰瘍性大腸炎を患う。23歳、大腸を全摘。これらの闘病生活を、ギャグエッセイ漫画『腸よ鼻よ』にコミカルに綴る。
2017年、Web漫画配信サイト「GANMA!」に『腸よ鼻よ』連載。
2019年、自身のツイッターに投稿スタート。約1.4万リツイートされ注目を集める。そして、次にくるマンガ大賞2019 WEBマンガ部門3位受賞。
執筆中、何度か緊急入院による休載が挟まれていたが、10回目の手術が無事成功。2019年以降、入院をしていない。
現在は通院の都合上、沖縄を出て三重県で暮らす。
作品例
『蛙のおっさん』2013年 全2巻
『腸よ鼻よ』2017年 全10巻
『脱・陰キャで事故プロデュース』2020年 全1巻
ひとこと
島袋全優は、潰瘍性大腸炎を患っており、それを漫画に書き綴っておられます。ギャグテイストであるため、それほど暗くならずに読み進められるのですが、読んでいると感じるのが、なかなかに大変な病だと言うこと。この病は、病名があまりに軽い印象を与えてしまうところに問題があると感じます。実際は大変な病であり、辛い症状を抱えているにも関わらず、軽い腹痛程度にしか捉えない方も多いのではないでしょうか。
というのも、潰瘍性大腸炎は、安倍晋三元首相が患っていたことでも知られています。そして首脳会談の際、朝日新聞が「またお腹が痛くなっちゃうのでは?」と揶揄したのです。記者としてあまりに無知であり、人間性を欠いた発言。問題視され、謝罪は行ったものの、そのように考える人が一定数いる中での生活は大変だろうなと考えさせられます。
病を知るために、このような作品に触れるということは、一番分かりやすい方法なのかもしれません。知らずに人を傷つけることがないように、自分自身とは関係がないからと知らずにいるのではなく、まずは広く知ることが大切だと思うのです。
島袋全優に関する物なら何でもご相談下さい。
珍しい物は高額にて評価致しますので、お気軽にご連絡くださいね。