生年 1952年8月8日
没年 -
Jostein Gaarder。ノルウェーの小説家、児童文学作家。
小説家になる前は、高校教師として哲学と文学を担当する。
1986年から小説を書き始め、1990年『カード・ミステリー』が注目される。
1991年、『ソフィーの世界』をノルウェーで出版。以降、53か国語に翻訳され、ドイツで300万部、全世界で2,300万部を刊行する。
1994年、ドイツ児童文学賞受賞。
1997年、妻と共に「ソフィー賞」新設。(国際的な環境・発展援助に貢献した人や団体に贈られるもの。賞金総額10万ドル)
作品例
『Diagnosen og andre noveller (The Diagnosis and Other Stories) 』1986年
『Froskeslottet』1988年
『Kabalmysteriet』1990年
『Sofies verden』1991年
『Julemysteriet』1992年
『Bibbi Bokkens magiske bibliotek』1993年
『I et speil, i en gåte』1993年
『Hallo? Er det noen her?』1996年
『Vita Brevis (Brief Life) (also appeared in English as That Same Flower) 』1996年
『Maya』1999年
『Sirkusdirektørens datter』2001年
『Appelsinpiken』2004年
『Slottet i Pyreneene (The Castle in the Pyrenees)』2008年
ひとこと
ヨースタイン・ゴルデルは教師をしている際、子ども向けの哲学書がないことに気付き、子ども向け哲学書として『ソフィーの世界』を書きました。日本においても大変有名な本であり、この本が哲学への入り口だったと言う方は結構おられることと思います。
ヨースタイン・ゴルデルは来日した際、以下のように話しています。
「疑問をもつことを大切にして欲しい。『ソフィーの世界』はそれを見つけるための本。ただ懸念点として、『ソフィーの世界』には西洋哲学のことしか書かれていないため、日本においては仏教も併せて学んでほしい」と。
「哲学」と聞くと、その昔学んだソクラテスやプラトンの名が浮かぶ方や、なんだか難しいものとして捉えている方が多いのかもしれません。しかし、本当はまったく難しいものではないのです。人生とは?世界とは?など、経験に基づく人生観を説いたもの。困った時、その問題に気づき、解決するための考え方を見いだすために活用できるのが哲学です。
児童書ではありますが、哲学の入り口として、大人もぜひ手に取ってみて欲しい一冊です。
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