生年 1958年3月6日
没年 -
愛知県名古屋市出身。
イラストレーター、作家。
デザイン会社を経て、イラストレーターに。
やなせたかし、宇野亜喜良、牧野鈴子が審査員の詩とメルヘンイラストコンクールにて優秀賞受賞。
2023年、『もうじきたべられるぼく』にて第7回未来屋えほん大賞受賞。
作品例
『さよならサンタさん』2019年
『けろどん』2019年
『ぱくっ!』2019年
『もうじきたべられるぼく』2022年
『海を見たかったかかし』2023年
『チビ、にげろ!8ぴきのだいだっそう』2024年
ひとこと
色鉛筆の様なやさしいタッチで絵を描き、絵本を作り上げるはせがわゆうじ。ぱんだもんのイラストでも有名です。そんなはせがわゆうじが手掛けた『もうじきたべられるぼく』は大きな話題となりました。というのも、主人公が「たべられること」を受け入れた牛だったから。食べられる前に、主人公がしたかったことは?そしてその願いは叶うのか?涙なしには読めない絵本となっているのです。これは、究極の食育と言えるかもしれません。
いま、世の中は、YESかNOかの二択で物事を判断しようとする人が多くなっていると感じます。例えば、動物愛護を訴えるあまり、「肉を食べてはいけない」と店や商品を叩き潰す勢いで迫ってくることも。動物を愛する思いは、十分に納得できます。しかし、一方で、動物は愛するのに人や物は愛せないところに疑問を感じます。
物事を考える時は、突き詰めて考えるよりも、もっと俯瞰的に視野を広く持ち、グラデーションを持って判断をしなければ、それは誤ったものになる確率が高くなると思うのです。
はせがわゆうじの『もうじきたべられるぼく』は、そのことをきちんと教えてくれる作品です。絵本ではありますが、大人にもぜひ読んで欲しいと感じています。
はせがわゆうじに関する物なら何でもご相談下さい。
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