生年 1962年7月14日
没年 -
日本の小説家、キュレーター、カルチャー・エッセイスト。東京都小平市生まれ。
兄も、小説家(原田宗典)。
馬里邑美術館、伊藤忠商事、森ビル森美術館設立準備室、ニューヨーク近代美術館に勤務。
2002年、フリーのキュレーターとして独立。
2003年、カルチャーライターとして執筆活動を開始。
2005年、共著で『ソウルジョブ』上梓。同年、『カフーを待ちわびて』で第1回日本ラブストーリー大賞受賞。
mahaの名でケータイ小説も執筆。
キュレーターの経歴とも相まって、美術を題材とした作品が多い。
2005年、『カフーを待ちわびて』で第1回日本ラブストーリー大賞受賞。
2012年、『楽園のカンヴァス』で第25回山本周五郎賞受賞、第10回本屋大賞第3位。
2012年、『キネマの神様』で第8回酒飲み書店員大賞受賞。
2017年、『リーチ先生』で第36回新田次郎文学賞受賞。
2018年、『異邦人』で第6回京都本大賞受賞。
作品例
<小説>
『カフーを待ちわびて』2006年
『一分間だけ』2007年
『普通じゃない。』2007年
『ランウェイ☆ビート』2008年
『ナンバーナイン』2008年
『ごめん』2008年 【改題】 『夏を喪くす』
『さいはての彼女』2008年
『おいしい水』2008年
『キネマの神様』2008年
『花々』2009年
『ギフト』2009年
『翼をください』2009年
『インディペンデンス・デイ』2010年 【改題】 『独立記念日』
『星がひとつほしいとの祈り』2010年
『本日は、お日柄もよく』2010年
『風のマジム』2010年
『いと 運命の子犬』2011年
『小説 星守る犬』2011年
『まぐだら屋のマリア』2011年
『でーれーガールズ』2011年
『永遠をさがしに』2011年
『楽園のカンヴァス』2012年
『旅屋おかえり』2012年
『花々』2012年
『生きるぼくら』2012年
『さいはての彼女』2013年
『ジヴェルニーの食卓』2013年
『総理の夫』2013年
『ユニコーン ジョルジュ・サンドの遺言』2013年
『翔ぶ少女』2014年
『太陽の棘』2014年
『奇跡の人』2014年
『あなたは、誰かの大切な人』2014年
『異邦人(いりびと)』2015年
『モダン』2015年
『ロマンシエ』2015年
『暗幕のゲルニカ』2016年
『デトロイト美術館の奇跡』2016年
『リーチ先生』2016年
『サロメ』2017年
『アノニム』2017年
『たゆたえども沈まず』2017年
『スイート・ホーム』2018年
『常設展示室』2018年
『美しき愚かものたちのタブロー』2019年
『消えない星々との短い接触』2019年
『風神雷神』上下2019年
『〈あの絵〉のまえで』2020年
『キネマの神様 ディレクターズ・カット』2021年
『リボルバー』2021年
『丘の上の賢人 旅屋おかえり』2021年
<ノンフィクション>
『モネのあしあと 私の印象派鑑賞術』2016年
『いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画』2017年
『ゴッホのあしあと 日本に憧れ続けた画家の生涯』2018年
『現代アートをたのしむ 人生を豊かに変える5つの扉』2020年 高橋瑞木共著
『妄想美術館』2022年
『CONTACT ART 原田マハの名画鑑賞術』2022年
<ルポルタージュ>
『ソウルジョブ 女30歳・運命の仕事に出会う』2005年 角川書店共著)
『ラブコメ』2012年 みづき水脈共著
『やっぱり食べに行こう。』2018年
『フーテンのマハ』2018年
『原田マハの印象派物語』2019年
ひとこと
原田マハは、キュレーターの経歴を持つ作家。そのため、美術の知識に長けており、アート要素の含まれた小説が大変多く、その中に詰め込まれた面白さや感動などのバランスが絶妙な、他に類を見ない作家です。
ほっこりとさせられる作品から、アートを題材にしたミステリー、切なくあたたかいラブストーリー、そして映画への愛など、まったく異なるテイストの作品を次々とかき上げる原田マハの手腕に驚く方も多いはず。原田マハを読んだことにより、新たなジャンルを開拓される方も多いのです。
一度本を手に取ると、虜になり、原田マハのファンになってしまう方も。大変多くの魅力にあふれた作家と言えます。
ジャンル関係なく、いろいろな本に触れてみたい方に、原田マハの作品は強くオススメできます。
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